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「どこで仕事してるとか、何の仕事してるとか全然教えてくれないの。他の叔父さんとか叔母さんも。別に教えてくれてもいいのに…」
少し不貞腐れたように言うと零さんに頭を撫でられた。ちらと表情を窺うと、とても申し訳なさそうな表情を浮かべていた。眉尻を下げ、諦めたように笑っている。あ、待って、演技だってわかってるのに心臓が痛い。
私達の様子に「Aの親はもういない」と察したらしいコナンはそれ以上聞いてこなかった。
いや、まぁそう言う設定なんだけどさ。
「そうなんだ!お父さんとお母さんに会えるといいね!」
「え?…うん、そうだね」
私の返事に、違和感を感じたらしいコナンが「どうしたの?」と声をかける。猫かぶり状態じゃなくていいのに〜…近くに零さんがいるからか。
私はハムサンドの最後の一口を口に入れ、飲み込んでから口を開いた。
「いや、両親の記憶ないし…これで会ってじゃぁまた一緒に暮らそう!って言われても…暮らそうとは思えないなって」
「え…どうして」
「だって、今までずっと叔父さんに育ててもらったんだよ?私にとっては叔父さんが親で、実の親が親戚みたいな感覚なの」
実際そうなるだろう。産まれてからずっと叔父さんに育てられたら、実の親が出てきても「一緒に暮らす!!」とはならないはず。私ならそうだ。
「…で?コナン、なんかすごい私のこと睨んでたけど…どうしたの?」
「…えっ!?に、睨んでないよ!?」
「嘘。すっごい目が怖かったもん」
ジトッとコナンを見つめるとコナンがふいっと目を逸らす。向かい側にいる哀ちゃんは凄い呆れ顔でコナンを見てた。
…すぐ隣の席であんなに見られてたらふつうわかるっつの。コナンは一つ気になることができると周りが見えなくなるのどうにかした方がいいと思う。だからたまに事件で危ないことに巻き込まれるんだよ。
ちなみにコナン今すっごい慌ててる。まだ疑ってるには疑ってるっぽいけど、完璧疑い晴らす方法が発信機か盗聴器だと思うからなにか対処法を考えておきます←
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ねるねるねるね(プロフ) - すごい好みの小説です!即お気に入りしました!更新楽しみにしてます!頑張ってください!(o^^o) (2018年5月23日 0時) (レス) id: e6eb4025e0 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい! (2018年5月3日 8時) (レス) id: a929515178 (このIDを非表示/違反報告)
夕夏(プロフ) - この小説大好きです!更新楽しみに待ってます!頑張ってください! (2017年8月23日 0時) (レス) id: 063fb69e80 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - とても面白くて一気に読んでしまいました。更新頑張ってください! (2017年8月22日 13時) (レス) id: d7726ccc6d (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。ゆっくりでかまいませんので無理せず更新頑張ってください。楽しみにしてます!お買い物で普段とは違う降谷さんが見れてうれしいです! (2017年8月16日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)
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