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お出掛け 1 ページ12

「れ、零さん…ビックリした…」

「俺もびっくりした。リビングにいないし、教えた覚えのないこの部屋にいたんだからな」

「あ、すいません…」


降谷さん…零さんの手には紙袋。恐らく私に買ってきた服が入っているのだろう。
零さんに紙袋を渡され、お礼を言って受け取る。そのまま出て行ってしまったので、ここで着替えて良いということだろう。…この小説、あとでゆっくり読もう。続きが気になって仕方ない。

私は零さんに渡された紙袋から服を取り出し、着替えを始めた。


「…なんでサイズがぴったりなの…」


丁度良いサイズだった。黒いタンクトップに白のカーディガン。で、七分丈のぴったりした黒のパンツ。靴下はシンプルな踝ソックス。私の好きなタイプだよこの服…

私は書斎から出て、リビングで待っているであろう零さんの元へと向かった。


「零さん、服ありがとうございます。なんでサイズピッタリなんですか」

「おぉ、似合ってる。見た感じで大体わかる」

「凄すぎますよ零さん」


さぁ行くかと零さんに抱き上げられる。零さん抱っこするの好きだな…
そのまま玄関へと歩いて行く。靴は黒のローファーみたいな感じ。可愛いな〜と思いながら履いていると、頭に何かをかぶせられた。どうやら帽子らしい。つばの広いタイプで白の帽子。


「零さん?」

「日差しが強いからな。日射病になったら大変だ」


…この人絶対に楽しんでる。
口には出さなかったが、そう思った。だって出かけるためだけなら帽子買わなくていいじゃん…絶対この服に合うと思ったからかったでしょ。

零さんに連れられて外に出る。日差しが強いのは嘘じゃないらしい。日の光が眩しくて少し眩暈がする。しかも今は身長が低いから、地面の熱が直に来る。小さい子大変だな…


「大丈夫か?」

「はい、思ったより暑くてビックリしたけど…」


零さんに手を引かれるまま歩いていると、20分ほどで大きなデパートについた。
中に入ると、冷房が効いていて少し肌寒かった。腕まくりしていたカーディガンを戻し、零さんについて行く。

まずは服屋に行き、私の服を買うことになった。
一言良いですか?零さんがノリノリすぎて少し怖いです。


「これはどうだ?Aは明るい色も暗い色も似合うな…」
「Aはスカートよりズボンか…?ショートパンツもいいが膝丈のスカートもいいな…」
「オーバーオール…?これもAに似合うな。A、試着してみろ」


ねぇこの人絶対楽しんでるでしょッ!!

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設定タグ:名探偵コナン , 降谷零 , トリップ   
作品ジャンル:アニメ
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ねるねるねるね(プロフ) - すごい好みの小説です!即お気に入りしました!更新楽しみにしてます!頑張ってください!(o^^o) (2018年5月23日 0時) (レス) id: e6eb4025e0 (このIDを非表示/違反報告)
ココア - 面白いです!更新楽しみにしています。頑張って下さい! (2018年5月3日 8時) (レス) id: a929515178 (このIDを非表示/違反報告)
夕夏(プロフ) - この小説大好きです!更新楽しみに待ってます!頑張ってください! (2017年8月23日 0時) (レス) id: 063fb69e80 (このIDを非表示/違反報告)
はるき - とても面白くて一気に読んでしまいました。更新頑張ってください! (2017年8月22日 13時) (レス) id: d7726ccc6d (このIDを非表示/違反報告)
美空 - 続きが気になります。ゆっくりでかまいませんので無理せず更新頑張ってください。楽しみにしてます!お買い物で普段とは違う降谷さんが見れてうれしいです! (2017年8月16日 19時) (レス) id: 611dba761a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*Rio* | 作者ホームページ:http  
作成日時:2017年8月12日 16時

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