トリップした上に降谷さん宅に居候する事になるなんて聞いてない

始まりと紹介 ページ1

私は降谷A。あ、ふるやじゃないよ？ふるたに。
元気に生まれて15年。その人生はつい先ほど幕を閉じた。入学したばかりの私は高校生活を満喫しようと心に決めた初日、下校中にトラックが歩道に突っ込んできて私は吹っ飛ばされた。

悲しい事に私は即死。運転手は居眠り運転だったご様子。人を撥ねたと理解した瞬間逃げ出したよ。
…なんでそこまで詳しく知ってるかって？目の前で神を名乗る人間が教えてくれたからね。


「…ん〜、二次創作でよく見る展開。でもさ、私は最後に人を助けて死んだわけでもない。酷く虐 められていたわけでもない。トリップとかしないで即あの世行きじゃないの？」

『そうなんだよね〜。別に予定より早く死んだわけでもないし、こっちにはなんの損害もないわけだ。本当はこの後君は転生するか地獄で罪を償うか…閻魔さまに決めてもらわなくちゃいけないはずなんだけどね？閻魔さまが言ったんだ、君には第二の人生を与えるって』

「…は？」


第二の人生…？つまり私の転生は既に決まったということなのだろうか？あまり理解することができず頭を抱えながら唸っていると、自称神が詳しい説明をくれた。


『第二の人生とは言っても転生じゃない。今までの人生の記憶を残したまま、しかも産まれるんじゃなくて君と言う存在のままその世界に送り込むんだ』

「…それつまりトリップじゃないの？」

『そう言うことになるね』


自称神が指を鳴らすと、私の足元に円形の穴ができた。そのまま私は落ちていく。
待って、行き先聞いてない上にまだ頭がついて行ってないんだけど。

あいついつかぶん殴ると心に決め、私は意識を手放した。


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設定

降谷A


黒髪黒目の美人さん。目はネコ目寄りの釣り目でそれなりに大きい。
髪の毛はサラサラで肩の少し下あたりまで。


トリップ前
15歳の高校一年生。頭はそれなりにいい方。運動神経は抜群。
コナンのことも結構知ってる。好きな小説はミステリーもの。でもホームズには手を出してない。
好きなキャラクターは緋色組

トリップ後
6歳の小学一年生。中身はトリップ前と同じなので頭はいいし運動神経も抜群。
色々あって帝丹小学校に通うことになりいろいろ心配
原作には全力で関わっていくスタイル

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