Episode121 ページ22
「あ…そういえば皆さん時々瞬間移動を…」
「四大元素の恩恵だ。俺は操った事はないがやむおえんな。Aは行けそうか？」
「あぁ、大丈夫だ」
「おいおい…まぁここまで来て帰る訳にいかねぇか。シェロ。グランサイファーの世話を頼めるか？」
「おまかせを〜！皆さん、ご武運を祈ってますね〜！」
「ありがとうございます！」
「ま、サンダルフォンガ飛べればの話だがな」
「うるざいぞ…準備はいいな？ではルシファーの後を追うぞ――」
団員がサンダルフォン、Aの周りに集まる。サンダルフォンとAは四大元素の羽を顕現させると、団員と共にエテメンアンキへと瞬間移動をする。
「無事についたみたいだな」
「やればできる。俺は天司長だぞ？」
「僕はカラの天司ですが何か」
「君は俺よりも扱ってる時間がだな…」
「そこまでだよ二人とも…本当に緊張感がないんだから」
「特異点、そもそもAに緊張感を求めるのが間違っている」
「なっ…！」
サンダルフォンの反撃に、Aはヘソを曲げてそっぽむく。何を言っても聞かないAに一行は諦めて先に進むのだった。
「…この壁画は」
通路にある壁画の前にたどり着くと、突然Aは食い入るように見始める。
「なるほど…創世神話ってのはあながち正しいって事か」
「ふ〜ん…細かい状況は意味わかんねぇけど、このドラゴンっぽいのが創成神か？」
「たぶんまぁそうだろ。ど〜んと構えて大物感があるぜ」
「大物感ってなんか理由が雑〜！でも隣にいるのは誰なのかしら？」
「預言者…？さすがにもじが古すぎて読めないわね。カリオストロさんに所見を聞きたいわ」
「…預言者であってそうだ。僕も詳しくはわからないけど、神の意向を人々に伝える者って書いてあるみたいだ」
「まぁ今は気にする必要ねぇさ。オレ達はルシファーを止めんのが先だ」
「同感だ。歴史の背景に何があろうと関係ない。計画を止めようと元凶は放置できん」
「いや…それは考えるのが面倒なだけってことだろ」
Aの小言も、今度はグランに睨まれたため、何事もなく終わる。
「…」
「ルリア？浮かない顔だが具合が悪いのか？」
「あ、うぅん。なんだか不思議な感覚がするの。胸がザワザワするというか…星晶獣の力が騒いでるみたいな…？」
「お？ちょっと待てよ、ルリア？なんで背中が光ってるんだ？」
「はわわ？あ、この光は…」
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ミレン(プロフ) - かなとさん» すみません、確認不足でした。ご指摘ありがとうございます! (2019年3月13日 21時) (
レス) id: 62a512f1a1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年3月13日 20時) (レス) id: 9e9dee48da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御煉 | 作成日時：2019年3月13日 19時
