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ﾙﾘｱ「Aさん！！」
『ル、ルリアちゃん！』
ﾋﾞｨ「いまだグラン！」
ｸﾞﾗﾝ「あぁ！」
グランさんの鮮やかな剣技がローブの人を掠めて牽制する。そのおかげで私にかかっていた浮遊の魔術が解除される。
『う、うそ…！』
もちろん私は落ちるわけで。広場にいた人たちが目を瞑るのが見えたけれどどうやら私自身も同じことをするしかできないようだった。
『うっ、………う？』
最初に軽い衝撃が来たきり落下の感覚が止まったことで目を開く。
ﾊﾟ-ｼｳﾞｧﾙ「おいグラン、いい加減衝動で走り出した上にざっくりした指示を出すのどうにかしろ。間に合わなかったらどうするんだ」
『パーシヴァルさん！！？』
ち、近い…！っていうかこの状況は…。
肩にかかった手と両膝を支えるようなこの持たれ方はまさしく…
『(おおおお姫様だっこ…！？)』
広場にいた人たちから「ナイスキャッチだ兄ちゃん！」などと賞賛されながらもパーシヴァルさんはいまだ不機嫌そうにグランさんを睨んでいた。
ｸﾞﾗﾝ「ごめんごめん、でもパーシヴァルなら間に合うって思ったからさ」
苦笑いで駆けてきたグランさんがパーシヴァルさんに抱えられたままの私を覗き込んで安心したように笑う。
ｸﾞﾗﾝ「Aさん、体はなんともない？」
『えっと、はい…。ローブの人は…』
ﾙﾘｱ「騎士団の方にお任せしました。良かったです、なんともなくて…！」
そっとパーシヴァルさんが私を地面に下ろしてやっとぐちゃぐちゃの頭が落ち着きだす。
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きりにあ(プロフ) - 花簪さん» 花簪さんコメントありがとうございます！四騎士最高ですよね！私のキャパが足りないので4人からハーレムとかは書けないのが悔しいですが、亀ながらに更新頑張ります！読んでいただき感謝です！ (2018年7月17日 0時) (
レス) id: a8216c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
花簪(プロフ) - ランスロットとパーシヴァルが居て本当に嬉しいです！主人公の設定も凄く良くて面白いです！更新是非頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: eb9e166c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりにあ | 作成日時：2017年9月4日 0時
