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『お待たせしてすみません！』
ｸﾞﾗﾝ「いやいや、大変だったね」
ﾙﾘｱ「わぁ！Aさん新しいお洋服を買ったんですね！」
『う、うん…。カリオストロちゃんに見立てて貰ったんだけど、似合うかな…？』
ｶﾀﾘﾅ「あぁ、A殿の可憐さを十分に引き出せているんじゃないかな」
『はぅあっ！』
くっ…、まさかヒョイと顔をのぞかせたカタリナさんからそのような賛辞の言葉をいただけるとは…！
心の準備が足りてなかった胸の動機を抑えるべく片手を胸に当てながらお礼を言う。
ﾗﾝｽﾛｯﾄ「お、A。長い買い物だったみたいだな」
『はい！楽しかったです！』
ﾊﾟ-ｼｳﾞｧﾙ「でも時間はしっかり守らないと今度は艇に置いて行かれるかもしれんぞ」
『き、気をつけます…』
ひとまず乾杯をして次々に挨拶にくる団員さんたちと話や食事で大いに盛り上がり、とても賑やかな時間が始まる。
一通り挨拶が終わった頃にひょこんとカリオストロちゃんが隣に座った。
ｶﾘｵｽﾄﾛ「ほらな、俺様が言った通りだろ」
ちゅーっとストローでこれまた可愛らしいドリンクを飲むカリオストロちゃんは少しご機嫌斜めのようだ。
『何のこと？』
ｶﾘｵｽﾄﾛ「チッ、こっちはこっちで無頓着が過ぎるぜ」
だれか何か言ってたっけ？
もんもんと考えて、でも思い当たることなど何もなく再びカリオストロちゃんを見る。
ｶﾘｵｽﾄﾛ「あの2人だよ。Aとの付き合いは長くないと聞いたけれど他の団員より濃い付き合いではあるんだろ？」
『濃い…、まぁ確かに他の皆さんと比べると仲良くはしてるけど…』
ｶﾘｵｽﾄﾛ「それなのに！！！Aがせっかくおめかししてるのに感想も言いやしないじゃないか！あり得ない！俺様が直々に見立てたってのに一言二言三言くらい言いやがれってんだ！」
捲したてるカリオストロちゃんを宥めながらも、まぁ心の隅っこでは残念がる私もいる。
『まぁまぁ…。この団にはたくさんのキラキラした素敵な女性がたくさんいるから私なんて霞んでしまっても仕方ないよ』
ｶﾘｵｽﾄﾛ「…ハッ！カリオストロがAのことを霞めさせてるってことだよね…？ごめんね？」
『いやまぁ…そうなの、かな？』
キャルルンモードになったカリオストロちゃんから目をそらしながらも、なんだかんだで気遣ってくれてるんだろうなって思ってまた表情筋が緩んだのだった。
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きりにあ(プロフ) - 花簪さん» 花簪さんコメントありがとうございます！四騎士最高ですよね！私のキャパが足りないので4人からハーレムとかは書けないのが悔しいですが、亀ながらに更新頑張ります！読んでいただき感謝です！ (2018年7月17日 0時) (
レス) id: a8216c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
花簪(プロフ) - ランスロットとパーシヴァルが居て本当に嬉しいです！主人公の設定も凄く良くて面白いです！更新是非頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: eb9e166c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりにあ | 作成日時：2017年9月4日 0時
