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ﾙﾘｱ「Aさん！よかった、式典に間に合いましたね…！」
『うん、心配かけたみたいでごめんね』
会場に着いた頃には震えも治まって、さっきみたいな不安感も少しは和らいでくれていた。
パーシヴァルさんは私の手を引いたままルリアちゃんたちの席まで連れていってくれて、そのままスルリと離してくれた。
私たちが頑張って作り上げたステージで、王や大臣たちが復興祭への祝いの言葉と国民への激励を述べている。側にはランスロットさんたち白竜騎士団も控えていて、抜かりなく式典は進んでいた。
ﾋﾞｨ「なぁ、次オイラたちもあそこに登んなくちゃいけねぇんだよな？」
ｸﾞﾗﾝ「そうだけど、なんか特別に呼んでもらえたのだけでも有り難いのにまさか舞台にまで上げられるとは思わなかった…」
『ふふ、何言ってるんですか。グランさんたちがいたからこそ被害も最小限に抑えられたんですから、胸を張ってください』
ｸﾞﾗﾝ「もしかしてAさん、最初から知ってたの？」
『こう見えても役職だけはいいので』
ﾋﾞｨ「花の香りの姉ちゃんも人が悪いぜ…」
盛大な歓声が止まないままにカール王がグランさんたちの名前を呼んで、どこか緊張しながら3人が舞台に上がって、そんな中パーシヴァルさんはいつも通り堂々としていて少しそのギャップが面白かったり。
さっきと同じ1人になったのに、もう不安は何もなくて彼らのそばにいることが、彼らの顔を見れることで私は大きく安心していた。
カール王の惜しみない言葉と民衆からの拍手や声援がさらに大きくなる。なんだか国民全員がグランさんたちの人となりを知っているかのように受け入れられている。
『すごいなぁ…』
単純にそう一言漏らして私も拍手を送った。
「A、ここに来なさい」
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きりにあ(プロフ) - 花簪さん» 花簪さんコメントありがとうございます！四騎士最高ですよね！私のキャパが足りないので4人からハーレムとかは書けないのが悔しいですが、亀ながらに更新頑張ります！読んでいただき感謝です！ (2018年7月17日 0時) (
レス) id: a8216c96e8 (このIDを非表示/違反報告)
花簪(プロフ) - ランスロットとパーシヴァルが居て本当に嬉しいです！主人公の設定も凄く良くて面白いです！更新是非頑張って下さい！応援してます！ (2018年4月15日 22時) (レス) id: eb9e166c49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりにあ | 作成日時：2017年9月4日 0時
