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窓に雨が打ち付ける。

ちょっとまふまふさん。それは急すぎやしませんか。



「あっ、と打ち合わせとかで…?」


「えっ?あ、普通に遊びにいこうと思って……」



急にしまった、という顔をして顎に手を当て上を向いたまふまふさん。



「Aちゃんは、僕がきちゃいや…です?」



うっ、と言葉に詰まる。ダメだ、その上目遣いはダメだマスクつけてるといえども破壊力ヤバいからぁぁぁぁああああ。




ちょっとここらで正気に戻る。



私は、「私が居るから」という理由でまふまふさんが遊びに来れない、兄と会えない。という状況になってほしくないだけで、貴方が私がいていいのなら別に私はいいんだ。どうせ部屋に籠っとくんだし。


「い、やじゃないです…!どんとこい、ですよっ‼‼」


「え?あっ……あははっ!そっかぁありがと!」



よかった。勇気出してよかった。


そんなことを思えたのは、まふまふさんが初めて腹を抱えて笑ったからだ。

またグッジョブサインを繰り出した運転手のおじいさんに、そっとグッジョブし返した。












「あ、Aおかえりー。まふまふもきたの?迎えありがとな」


「どういたしまして!ゲームしに来ました今日もうなんもやる事ないので!」


「お兄ちゃんあとで説教ですよわかってるよね?」


「えー…こわーい」



ひょえー、なんて言ってますけど棒読み過ぎて反省が伝わりませんねはい。

まあ他人がいる手前そんなことは言えないが、心の中で悪態をつきながら玄関の鍵を締めた。あくびをしながらリビングから出てきたお兄ちゃんは、確か昨日徹夜だった。



大変な仕事というのはお兄ちゃんの昼夜逆転生活から察せるし、賢しくいう資格はないけれど、とりあえず休んでほしい。


妹ばっかに愛情注がず、ちゃんと自分のことも考えて。






「私けっこうブラコン……?」




「?どしたのAちゃん」


「あっ、いやなんでもないです!!」




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まんぼうコロッケ(プロフ) - あああ有り難うございます!励みになります。 (2019年3月17日 16時) (レス) id: 372f9ebd09 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 新作来たァァァァァァ!!!(゚∀゚ 三 ゚∀゚)すっごい面白いです!!続き気になる!……更新無理せず頑張ってくださいね!! (2019年3月16日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まんぼうコロッケ x他2人 | 作成日時:2019年3月16日 17時

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