＊３＊ ページ3
「は、はじめましてまふまふと言います。アフターザレインっていうのでそらるさんと一緒に活動させていただいております」
「あ、そらる…？の妹のAですいつも兄がお世話になっております…」
「………」
「………」
「ふたりともなんでそんな気まずそうなの？？」
「「貴方のせいでしょ！！！」」
「あ、ハモった」
なんなんだ、どういう状況だこれ。
その後なんか変な流れでリビングの机で向かい合って自己紹介をすることに。ともかく、そんな初対面の人にぺらぺらと話せるわけなくて、お兄ちゃんに突っ込んだらまふまふさんと声がハモってしまった。
ていうかまふまふさん、女の人じゃなかったんだ。
ツイッターとかやってるのかな、見ないからわからない。
「そらるさん今日妹さんがいるなんて言ってませんでしたよね！？ボクコミュ障なんですからそういうの事前に言って下さい！！」
「まあまあいいでしょぴっちぴちのJKじゃん」
「なんてこと言ってるんですか！！」
うわ…お兄ちゃんその発言は引かれる……。
お兄ちゃんの気持ち悪いひとことにまふまふさんが反応して大声を出す。少し顔が赤い。まふまふさんの隣りに座っているお兄ちゃんは、その様子をニヤニヤしながら眺めるだけだ。
私はというと
「かっこい……」
「え？Aなんて？」
「えっ！？あっ、いやなんでもない！！」
噓だ。なんでもなくない。
さっきからどんどん脈が加速していく。
すると、不思議そうにこっちを見たまふまふさんがふわって笑って、更に加速。
どうした。どうした私。
「え…っとA…ちゃんは今何年生、ですか？」
「さっ三年です…！」
「あっもう三年生なんですね！じゃあ受験もうすぐ…って。…あれ？そらるさん家に住んでるの？遊びに来ただけ？」
なんとか話題をつなげようとしてくれるまふまふさんが首をかしげた。
今は一月だ。もうあと一週間ほどで受験、色んなことを説明しようと思ったら、お兄ちゃんが先に口を開いた。
「第一志望からすべり止めまで東京だから、一人暮らしの部屋見つかるまで俺んとこに居る。今の高校もこっからだと前よりずっと近いからって。親はどっちも寂しがってたけど」
「……それってA…ちゃんが決めたんですか？」
「え？」
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まんぼうコロッケ(プロフ) - あああ有り難うございます！励みになります。 (2019年3月17日 16時) (
レス) id: 372f9ebd09 (このIDを非表示/違反報告)
やの(プロフ) - 新作来たｧｧｧｧｧｧ！！！(ﾟ∀ﾟ 三 ﾟ∀ﾟ)すっごい面白いです！！続き気になる！……更新無理せず頑張ってくださいね！！ (2019年3月16日 23時) (レス) id: 6bb0fe0dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まんぼうコロッケ x他2人 | 作成日時：2019年3月16日 17時
