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「んじゃ、やってくるわ」
金髪の人はそう言って私の腕を離して、茂みから飛び出した。
身長を低くして、腰をかがめて隠れながら私は様子を伺うことにしようかな…
「お前は誰だ？女を見たか？」
金髪の人がゴリラさんたちとかち合ったと同時にゴリラさんが口を開いた。
私のこと早速聞いてるし
気持ち悪いわー(引)
「んー、見た。…けど、言わへんで！」
「んだとぉ？！」
びっくりした
言われるのかと思った
ただの挑発的なノリね
でもまあ居場所を言われるんじゃないかと思っていたから、金髪くんが言わなかったのは驚きかな
この人はあいつらとは違うのだろうか
「なあなあ、お前さんたち回れ右して帰るなら今のうちやで？」
「何を言っている！」
ゴリラさんたちがあからさまに腹を立てている。
こんな挑発に乗るとか…
どんな雑魚から私は逃げてたのよ
「あれ？言葉伝わらへんかった？
俺さ、強いねん！」
金髪の人がこれみよがしにでかい声で言う。
すると、ゴリラさんたちの中の何かが切れたのだろう。怒りに任せて1人が金髪の人に拳を振るおうと動いた。
私は怖くて思わず目をつぶった。
誰かの短い断末魔が聞こえる。
その声の主を知りたくて、私はゆっくりと目を開けた。
「アッハッハ！弱いなぁ！お前ら！」
そこには、さっきとほぼ同じ位置で腕を組んで仁王立ちをしている金髪の人がいました。
その周りではさっきのゴリラさんたちがぐったりと伸びている。
ほんとにこの人…強いんだ
ていうかさっきの一瞬で何があったのか
目をつぶったことを普通に後悔した。
「おいそこのお前ぇ！」
『…はいっ』
指をさされて私は思わず背筋を伸ばしてピシッと立ち上がった。
「俺はコネシマ。お前の名前はなんや？」
急に自己紹介入りましたー
嫌なんですけど、名前言うのー
『名前、言いたくないです』
正直に言うと
「まあせやろなー。初対面の正体不明のやつやもんなぁー」
と言いながらコネシマと名乗った男はこっちに向かって腕を組みつつ歩いてきた。
こんなにも直視された状態だと逃げられない。
ゴリラさんたちを倒してもらって私は逃げるっていう寸法だったんだけど
「俺らの城に来おへんか？」
『…は？どういう流れでそうなるんですか』
「ん？なんでやろ…」
自分でもわかってないのか…？
やばこいつ←率直な感想
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雅空(プロフ) - 海さん» めちゃくちゃ遅い返信になりましたが…(汗)ありがとうございます！貴方のコメントを胸に頑張ります＼( 'ω')／ｳｵｵｫ！ (2020年1月29日 21時) (
レス) id: b3698bc5f5 (このIDを非表示/違反報告)
海 - 更新頑張ってください！めっちゃ好みです！！！ (2019年12月25日 12時) (レス) id: b2f70beae4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆雅空☆ | 作成日時：2019年10月1日 22時
