38.キャラなんて知らない。 ページ38
『僕が殺されるかもしれませんし、その死体を使って我々国の脅しに繋がったりとか…!』
gr「安心しろ、大先生はともかくシャオロンが付いているんだ、死なせはしない」
ダメだ、話が通じない。
このふざけた総統はリスクというものを知らないのだろうか?
『無理です。お言葉ですが行けません。第一、僕には戦闘経験がなく、ただの足で纏い。
シャオロンさんだけで十分なんじゃないでしょうか?』
gr「いや、残念なことにシャオロンの思考は単純でな。
冷静かつ沈着ではあるが、一度取り乱してしまうと歯止めが効かないタイプなんだ」
えーい、そんなの知らん。
『そっ、それに僕も常に冷静というわけでは…!』
gr「大丈夫だゾ?十分戦力にはなるさ」
僕が嫌がってるの察してくれない。
ニコニコしたまま言われても困るだろ…
『…ごめんなさい、できません!』
僕はもう態度なんて気にせず、腰に手を当て総統に詰め寄った。
あんだけ言われたんだ、今度は僕の番。
gr「……なぜだ?」
片方の眉を上げ、一転不服そうに言う総統。
『…今からいうことは全て忘れてください。
スパイがなんなのか、そもそも情報と言っても具体的なものは何か、先生とか言う人が誰なのか、リスクはどれだけあるのか。
それすら知らないって言うのに、その上でスパイをやれと!?
どんだけ自分勝手なんだよ…!?
お調子者が国トップなんて世も末だわ!』
ふん、勝手にしろ。
僕は乱暴に重いドアをこじ開け、救護室へ急いだ。
総統なんてどうにでもなってしまえ。
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鹿野ユズナ(プロフ) - まじっすか………まじっすか………むいちろ………(重症)更新……頑張ってください……原作追いついたら鬼滅の方も読ませていただきます…… (2019年10月27日 23時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 鹿野ユズナさん» あっ…、すみません…(震え声) 無一郎君は死ぬか鬼化するか意見分かれてます…、まぁ真っ二つになって腕切り離されたので多分…(あれ言ってて悲しくなってきたぞ) (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ( 'ω')さん» わぁーあざますですーっ!作品!?作品が好きですか!?嬉しいです…頑張ります (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 鬼滅触れないように別界隈にいたのに唐突にネタバレされて死にました無一郎くん死んじゃうんですか? (2019年10月27日 20時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
( 'ω') - 鬼滅の刃楽しみにしてますw 凛音さんの作品大好きです... (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6eb96342e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛音 | 作成日時:2019年8月28日 15時