31.展開が早い ページ31
zm「…まぁ、何があったのかは大体わかるわな」
shp「ですね」
同情の目を向けられる。
今は自室に戻っているが、痙攣が一向におさまらない。
『…ぁ、み、なさん、も…？』
zm「いや、トントンとロボロがな…」
shp「あれ、ただのヤバい薬じゃないんすよ」
…と、言いますと？
zm「効果が大きい分、副作用が強い精神安定剤なんやで」
shp「もっとも、Aの場合この薬を投与しただけじゃ治らないぐらいヤバいらしいっすけど」
…僕は至って健康だ。
4徹したことはあっても、精神状態が乱れたことはない。
投与の心配がないのなら、何か隠している可能性が出てくる。
zm「…まっ、ぺ神なりの気遣いって奴やろ？許したって。
そんなに心配するもんやないし。
痙攣は慢性的やけどそこまで酷ないわ、安心せい」
…理解不能だ。急に飛び入りで軍に入ってきた奴の事などどうでも良いのに。
そう思っていると。
コンコンッ
ドアがノックされたらしい。
痙攣で動けない僕を見兼ねてか、ショッピさんがドアを開けた。
sha「A〜…！」
tn「…大丈夫やったか？」
見慣れたシャオロンさんと、安心感のあるトントンさん。
猟奇的な目をした数人とは違う安心感がある。
…良かった、2人はしんぺいさんに何かされたわけではないらしい。
sha「A、ぺ神も悪気はないんやで…、ただあーゆー性癖があるだけなんや」
だいぶヤバいと思われます。
tn「なぁ、今いま言うことやないんやけど…」
震える僕の方をポン、と叩き、トントンさんが申し訳なさそうに言った。
tn「…数分前、すごい悪いタイミングでら国から宣戦布告されたんや」
「「「…………は？」」」
低い3人の声に、トントンさんが溜息をつく。
shp「いま言うことじゃないっすよ…」
tn「内容が、な…、ちょっと」
さらにぐったりとした表情を見せ、トントンさんがしぶしぶ胸元から紙を取り出す。
tn「“世界で最も奇病と言われる症候群を患う、数少ない人間である宮水Aを戦地へ出せ”…
目的は書かれてないし。
なんでAちゃんなのかも分かんないし。
ほんっま掴み所のない国やなあそこは…」
紙をこちらに向けたトントンさんが、疲労で引きつったらしい顔をさらにしかめた。
sha「いま言うか？ぺ神は？」
tn「いや、だって結局Aちゃん大丈夫やったやん、せやから一喜一憂してないで、今はこっちを対処しようや」
ごもっとも。
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鹿野ユズナ(プロフ) - まじっすか………まじっすか………むいちろ………(重症)更新……頑張ってください……原作追いついたら鬼滅の方も読ませていただきます…… (2019年10月27日 23時) (
レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 鹿野ユズナさん» あっ…、すみません…(震え声) 無一郎君は死ぬか鬼化するか意見分かれてます…、まぁ真っ二つになって腕切り離されたので多分…(あれ言ってて悲しくなってきたぞ) (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ( 'ω')さん» わぁーあざますですーっ！作品！？作品が好きですか！？嬉しいです…頑張ります (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 鬼滅触れないように別界隈にいたのに唐突にネタバレされて死にました無一郎くん死んじゃうんですか？ (2019年10月27日 20時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
( 'ω') - 鬼滅の刃楽しみにしてますw 凛音さんの作品大好きです... (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6eb96342e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音 | 作成日時：2019年8月28日 15時
