14.ほぼ拷問では ページ14
sn「…まぁ、冗談はここまでとして」
焦ることなく走り出した車に乗り、はや10分。
時々もそもそ動いたりするAに気を使いながら、少し駄弁っていたのだが。
sn「総統が“誘拐してきました”なんて許すと思う？」
「「「………」」」
ごもっとも。
sn「そもそも一般人に暴力と脅迫した人に、のこのこ付いてくるほどこの子頭悪くないでしょ？」
…ごもっとも。
まぁ俺は加担してないけど！
sn「シャオロンもあそこで最後まで拒否しなかったから同類」
……ごもっともです。
sn「ねぇ、どうすんの？」
車内の空気が一気に重くなる。
そこまで考えて行動してなかったな、俺あそこで威張ったのが間違いだった。
トントンとかめっちゃ怒りそう。
shp「じゃあ今起こして説得すれば良いじゃないすか」
sn「できるの？」
論破。
…いや、でも待てよ？
sha「俺小学校から友人なんやけど、生き別れの兄がいるんやって」
zm「え、初耳、ストーカーなのにそれは知らんかった」
その発言もうアウトだからやめてくれ。
sha「小学校の時は俺も話したことあるけど、名前がわかんない。
本人も会いたがってるし、探す代わりに幹部になって貰えば？」
shp「ほぼ無謀っすけど…、それは良い方法やと思います」
zm「それでええやろもう、考えるのは俺苦手やわ」
赤信号で止まる間、少し考える素振りを見せたぺ神。
青になって走り出すと同時に、
sn「それで良いと思うよ、今起こして説得してみな」
と納得してくれたらしい。
そうと決まれば、と言わんばかりの勢いで、ゾムがAをガタガタと揺らす。
sha「ちょっ、ゾム、病人にそれはダメやろ！」
『…う…』
sn「ゾムやめて、掘るよ」
zm「ウィッス」
しかし効果はあったらしく。
『…ッ、ああ…、ここどこですか…』
そこまで焦った様子を見せないA。
sha「A、落ち着き、なんもせぇへんから。」
『…シャオロンさん、ここどこですか？』
俺を見て少し安心したらしい、良かった。
両隣からの痛い視線は気にしない。うん。気にしたら負けや。
sn「起きた？俺は医者やってるしんぺい。聞いたことある？」
『…聞いたことはないです、あるのかもしれませんけど。ここどこですか』
警戒心がかなり強いAは、質問に答えてもらうまで一点張りになって譲らない癖がある。
zm「高速道路やで」
『見たらわかります、…と言うか誰ですか』
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鹿野ユズナ(プロフ) - まじっすか………まじっすか………むいちろ………(重症)更新……頑張ってください……原作追いついたら鬼滅の方も読ませていただきます…… (2019年10月27日 23時) (
レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - 鹿野ユズナさん» あっ…、すみません…(震え声) 無一郎君は死ぬか鬼化するか意見分かれてます…、まぁ真っ二つになって腕切り離されたので多分…(あれ言ってて悲しくなってきたぞ) (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
凛音 - ( 'ω')さん» わぁーあざますですーっ！作品！？作品が好きですか！？嬉しいです…頑張ります (2019年10月27日 22時) (レス) id: 9fbd88c114 (このIDを非表示/違反報告)
鹿野ユズナ(プロフ) - 鬼滅触れないように別界隈にいたのに唐突にネタバレされて死にました無一郎くん死んじゃうんですか？ (2019年10月27日 20時) (レス) id: f48090b258 (このIDを非表示/違反報告)
( 'ω') - 鬼滅の刃楽しみにしてますw 凛音さんの作品大好きです... (2019年10月27日 15時) (レス) id: 6eb96342e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凛音 | 作成日時：2019年8月28日 15時
