真実の愛。【ONEPIECE】 (ページ8)

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革命軍ページ8

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「意識は戻りましたが……様子が変なんです……」

『サボ！！大丈夫！？』

サボ「……？誰だ？」

『え…？な、に言って、』

「記憶が戻らないみたいなんです。」

そんな、そんな。なんで。

大人になったら、わたしと結婚してくれるんじゃないの……？なんで忘れちゃったの？

サボ「え！？なんで泣いてんだ！？」

『……ごめんなさい、』

サボは記憶障害で自分の名前すら分からなくなってしまったらしい。分かっていたのは家族の元へは帰りたくないという強い意志だけ。

わたしのこの時の感情をショック、なんて一言じゃ表せられるものじゃなかった。

ドラゴン「君の名前は？」

『……シルバーズ・A、です。』

ドラゴン「シルバーズ……？」

『聞き覚えがありますか？シルバーズ・レイリーに。』

イワンコフ「シルバーズ・レイリーですって！？海賊王の右腕だった、あの！？」

『わたしはレイリーの一人娘です。』

「「えぇぇぇえ〜〜〜！？！？」」

ここは、革命軍と呼ばれる軍隊らしい。

あぁ、ルフィと離れない約束をしたのに置いてきてしまった。エースとダダンは無事だろうか。いやきっと無事だ。そんな簡単に死ぬはずないもん。でもルフィはきっと泣いてるだろうな。

なんて、いろんなことが頭を駆け巡る。

ドラゴン「Aはどうする？家へ帰るか？今なら送ってやれる。」

『………いえ、わたしはサボといたいからここに残ります。』

ドラゴン「そうか。」

ルフィたちには申し訳ないけど。

サボに記憶がなくたって、またわたしを好きになってくれればいい。いつか、記憶を取り戻してくれればいい。

ドラゴン「会わせたいやつがいる。」

わたしがサボを助けて欲しいと縋った人は革命軍No.1のすごい人だった。

ドラゴンさんに会わせたいと言われてやって来たのはわたしやサボと同世代くらいの女の子と魚人の男の人。二人とも、最近来た子で、コアラとハックと言うらしい。

『わたしはA、よろしくね。』

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