被験体少女はしにたいようで。【wrwrd】 (ページ46)

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気が付いたんだページ46

シリアル&夢主ちゃんの精神崩壊アリです。

"シリアル"で雰囲気をぶち壊してゆくう！！

☆☆☆☆☆

今日、あれから初めて部屋から出してもらえた。

……でも、みんなよそよそしい態度。

目すら合わせてくらない人もいた。

女好きの鬱様でさえも。

そんな中、ヒロインだけが元気。

ダガーの傷はもう治り、今日も嘘くさい笑顔を振りまいている。

もう、ここは、私の居場所じゃないんだ。

何を言っても

振り返ってくれない。

信じてもらえない。

あれほど気を許していたエミさんとショッピさんも、他の幹部の目があるからか、申し訳なさそうに私を避ける。

もっと酷いことに、私の噂が場内に広まり、メイドは愚か、兵士まで私を虐めてくる。

逃げたい。

段々と、その思いは強まっていった。

逃げよう。

でも、どこへ？

どこでもいい。

生きていけないよ。

最悪しんでもいいよ。

やめてよ、"生きる"って約束やぶっちゃう。

それでもいいから。

よくないよ。

そんな自問自答の繰り返し。

だけどある日。

なにもかも、

全部、

辛くなくなった。

ヒロインが言ってくれたの。

rn「ふふっ、知ってる？

私……

実はあなたの異母妹なのよ。

今は、私の方が年は上だけど。

お母様と企んで、あんたを施設に入れようとしたの。

その前にお義父様に手を打たれたけど。

まあつまり、わたしはN国の王女。

貴方と同じ、ね。

でもねぇ。

あいつら、しんでるあんたを生きかえらしたのよ。

あのままで良かったのに…。」

……どういうこと？

でも、"違う"と思いたい心とは裏腹に、私の頭は点と点を繋げてしまった。

なぜ、私は死を怖がらないのか。

簡単だったんだ。

人間は、心理的に、未知のものに恐怖する。

死とて例外ではない。

しんでたから。

私はもう、しんでいたから

死が

怖くなかったんだ。

急に周りの色がはっきりし始めた。

正解を

見つけた気がした。

次は目の前が暗くなって

そうだ。

そうだよ。

喋らなければいい。

動かなければいい。

何も感じないようにすれば。

そしたら。

そしたら。

何も辛く、なくなるから……

☆☆☆☆☆

おっおおおおおお星様ガァぁぁああ！！

tnさんカラァにいいいいいいい！！(気付くの遅い)

感謝！