最低な先輩と私…

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岩「いってぇ！何すんだよ！」


「それはこっちのセリフです！」


目の前には頬をおさえた岩田先輩


ビンタしちゃった…


「さい、てい…」


私は岩田先輩を突き飛ばし急いでその場から帰った。


家について1番に洗面台で口を洗う。


洗っても洗っても岩田先輩としたキスの感覚が残っている。


「ほんと、なんなの。最低。







ファーストキスだったのに…」


ファーストキスは絶対に好きな人って決めてた。


こんなに簡単に奪われるなんて…


部屋に入って泣き続けた。


あんな人ともう関わりたくない。


次の日、行きたくもない学校へ足を進める。


同じ学年じゃないし大丈夫だよね。


会うことなんて…


「…なんで。」


なんで学校きて早々に会うかな…


岩「……」


岩田先輩も私もお互いを見てじっと動かない。


臣「岩ちゃん？知り合い？」


岩「…まぁ。」


隆「え、こんな可愛い子ともしたの？ちょ、俺も俺も！」


岩「隆二、やめとけ。行くぞ。」


そう言って3人は言ってしまった。


なんなの、今日ほんとついてない。

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