文化祭5 ページ34
ナレーションと音楽と一緒に翁役が登場し、物語は進みかぐや姫が大きくなった所で十二単衣を着たAが登場した。
5人の貴公子と童話と話がほぼ一緒で、帝役の千空も登場し、出会いから手紙のやり取りまで童話と大体同じだが、かぐや姫の気持ちは帝に好意を抱き、そして物語はかぐや姫が月に帰る夜の場面だった。
ナ「月に帰る夜、月を見ながら涙を流すかぐや姫におばあさんが声をかけました」
「かぐや姫、」
『おばあさん…わたし、やっぱり月へ帰りたくありません。ずっと、おじいさんおばあさん、そして可能ならば帝様と一緒に居たいです…』
「かぐや姫…」
『私は、帝様のお側に居られるのであれば私は、、、うっ、、おばあさん、、、うぅっ、、、』
ナ「その夜、帝がかぐや姫を連れて行かないように兵士を連れて来ました」
帝「急げ、皆、配置につけ。かぐや姫、かぐや姫は居るか！」
『ここに！ここにいます！！』
ナ「その時、空にまばゆい光が現れ月の王と天女が舞い降り兵士達は力が抜けてしまい弓を構えることができなくなりました」
『月の王！お願いです！ずっとここにいさせてください！おじいさんおばあさん、それに帝様と離れたくありません!!』
「かぐや姫、それはできませんよ。あなたは月に帰らなければならないのです。それに清らかな月へ帰ればそんな感情も消えますよ。さぁこちへ』
『いやですっ…』
「かぐや姫、」
『・・・では最後に、お別れの言葉を…』
「いいでしょう」
『おじいさんおばあさん！！』
「かぐや姫っ、、、お願いだ、行かないでおくれっ、、」
『長い間、私を育ててくださり、ありがとうございました、お2人の事はずっと忘れません…』
帝「かぐやっ、姫っ、」
『帝様、、』
「行くなっ、かぐや姫、お前を、愛している！」
『私も、帝様を愛しています…』
天「かぐや姫、時間ですよ」
『・・・』
媼「あ、、あっ、、かぐや姫っ、、かぐや姫ーーーーーーー」
ナ「そして、かぐや姫が月へ戻ってから半年後たったある日、月の都では」
『・・・帝様』
ナ「月に戻ってからかぐや姫は元気がありませんでした。それを見た月の王はかぐや姫に声をかけました」
「かぐや姫」
『はい・・・』
「あの者の事をまだ想い続けているのか？」
『・・・はい、ずっと帝様の事を。おじいさんおばあさんも、、、もう１度会いたいです』
「不思議だな。ここに居ればそんな考えなど無くなるはずなのだが、、、かぐや姫、そなたに問う」
『・・・』
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のの - 面白かったです。 小説の方も観ましたがどちらもよかったと思ます。 (2022年4月29日 11時) (
レス) id: 39b5b02acb (このIDを非表示/違反報告)
ニャンコ先生(プロフ) - とろろ1565さん» 感想ありがとうございます。面白い、読みやすいと書かれていて嬉しく思います。これからも頑張っていきますので(^^) (2021年11月26日 9時) (レス) id: 6ed0ce6bee (このIDを非表示/違反報告)
とろろ1565(プロフ) - 面白くて一気見してしまいました…せんぐうう尊いいいいっところどころに空白があってとても読みやすかったです！ (2021年11月25日 18時) (レス) @page28 id: 6849bf532f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニャンコ先生 | 作成日時：2021年9月23日 21時
