年下社長

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予定表を持ち、社長室へと向かう。


ノックをし、扉の奥から声が聞こえて中へと入る。


『AAです。よろしくお願いします。』


「ああ！親父から聞いてます。よく出来る人だって！」


「とんでもないです。ご迷惑おかけすることもあると思いますが、よろしくお願いします。」


「…Aちゃんって真面目なんだね。」


…は？何こいつ。


『…私年上ですよ。』


「…だから？」

だから？ときたよこの若造。


「俺上司。」


…ムカつく。


『…今日の予定表です。』


「ねえ、Aちゃんって彼氏いんの？」


『…13:00から◯◯会社との会議が入っていますのでそちらは同行いたします。』


「聞いてる？」


『…仕事ですよ。』


「俺社長だから。」


『…ではまた後ほど。失礼します。』


急ぎ足で部屋を出ようとすると腕を掴まれた。


「Aちゃん美人だしスタイルいいし、俺の女になる？」


『…ふざけんな。』


そう言い、ヒールでガツっと足を踏む。


『失礼しました。』


そう言い社長室を出る。


何あいつ。ムカつく。


どかっと自分のデスクに座ると結衣がどうしたの！！と寄ってきた。


『ありえない。結衣今日飲み行こ。』


「子供も一緒でいいなら。」


『全然。』


「おっけい。」





…とんでもない日々が始まりそう。

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