Episode 7 ページ7
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「…そろそろお開きにしますか!」
時間を見るともう2時前。
軽く2時間ぐらいは喋っていたなんて…
愛理 「A帰り何〜?」
「私電車だよ〜!」
愛理 「え、一緒じゃん!駅まで一緒行こ!」
外に出ると暖かな太陽。
…良い天気だ。
「てか、さっき散々言ってたけど、愛理は登坂先輩達目当てとかじゃないの?」
愛理 「私?…んー、そうだなー、興味はあるしイケメンも好きだよ?でもただそれだけ(笑)」
だいたい私彼氏いるしねっ!と
可愛らしく笑う愛理に
良いなー…なんて思う。
愛理 「あ、Aは〜?なんでここに入ったの?」
「私はねー、制服っ!!ここの制服が着たかっただけ!(笑) 近いし!(笑)」
愛理 「わかるかも〜!制服可愛いよね三学って!」
しばらく喋りながら歩いて、
やっと校門にたどり着く程、広い校舎。
「はっ!思い付いた!!!念願の制服着れたし、愛理とも出逢えたし、記念にこのままプリクラ撮りに行きたい!!」
愛理 「うわっ!いいねそれ!!プリクラ撮りに……って、何あれ」
愛理が指差す先には校門の目の前で
何やらキャッキャキャッキャと
群がる三学の女子たち。
「…この黄色い歓声は聞いたことあるよ私。それも今日の話。」
愛理 「…あれはー、あれだな。きっと…」
愛理が言いかける前に
女子の群れの中から見えたのは
愛理 「…臣先輩だね。多分皆入学式終わってからここで出待ちしてたんだよ。」
「…アイドルなの?なんなの?…通行の邪魔じゃんね、あれ」
愛理 「いや、でも…カッコいいわ本当に。」
「私もう中身がダメだと外見もダメに見える…」
二人して短くため息をついてから
女子の群れを避けるように校門を抜けようとする。
初めて近くで見た登坂先輩は
本当に綺麗な顔立ちだった。
その他の6人もこんな感じなのか?
黄色い歓声上げられて
まるでどっかの国の王子様気分な表情の
登坂先輩に少しイラッときた。
これがあと6人もいるとなると…
私の神経が逆撫でられすぎて
精神が崩壊するかもしれない。
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raimu(プロフ) - 三代目LOVEさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜続編の方で早速SHOKICHIさん出演していただきましたので、続編の方でもよろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - yuyuさん» GUNばりますね\(^o^)/ありがとうございます(*^^*) (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - あいりっちさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜頑張りますので続編の方でもよろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - すぴかさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜頑張りますね!! (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - みみりゆさん» 続編の方作りましたのでそちらでも是非よろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:raimu | 作成日時:2015年1月16日 23時