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Episode 34 ページ35

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―――――今市隆二side




朝。


俺達がだいたい揃うのは、

だいたい一時間目が始まる頃。


教室にはたまにしか行かない。



どこにいるかって?


もちろんあの部屋。

元は生徒会室かなんかわかんねえけど

そこを勝手に俺達の集まる所にしている。



今日も同じようにその部屋へ自然と集合。



ELLY 「Good morning〜!!」


「おはよー」



ELLYがいつものようにテンション高く入ってきて

皆もそれぞれ挨拶を交わす。



俺達は学年こそ違うものの

ちっちぇー頃から皆兄弟みたいに育ってきた幼なじみ。


大切な第2の家族。




剛典 「おはよELLY〜、Aちゃんが今日ELLYくん乗って来ないねって言ってたよ」



ELLY 「Aちゃんいつもあの時間帯なの?……あっ、でも、そういやさっきAちゃんに会って喋ったよ」



がんちゃんはここんとこ

口を開けばAちゃんの話。


本人は無意識なんだろうけど。




剛典 「なんだ〜会ったのか〜(笑)」


ELLY 「うん、なんか女の先輩に3年の棟に来いって言われたらしくて迷っててさ〜、」



それを聞いた俺は

嫌な予感しかしなかった。


だって、女の呼び出しって言ったら

リンチしかなくね?


そう思ったのは

ハッピー野郎の平和主義者ELLY以外

皆同じだったらしい。



広臣 「今なんつった?」



ELLY 「だから…Aちゃんが女の先輩に3年の棟に来いって呼ばれたみたいで……」



広臣 「で?教えたの?」


ELLY 「めっちゃ迷ってたしもちろん教えた」



ELLYがそう言うと

皆して深いため息。



広臣 「あのな、女が女を呼び出すなんて、良い話なわけねーだろ」


直己 「それ…放っといて大丈夫か?」


直人 「呼び出しとかしそうなの、アイツらしかいなくね?」


健二郎 「分かった!臣の勘違い彼女やろ!(笑)」






臣の事だから、まあ関係ねえし、

そう言うと思ってたけど。



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raimu(プロフ) - 三代目LOVEさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜続編の方で早速SHOKICHIさん出演していただきましたので、続編の方でもよろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - yuyuさん» GUNばりますね\(^o^)/ありがとうございます(*^^*) (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - あいりっちさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜頑張りますので続編の方でもよろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - すぴかさん» コメントありがとうございます゜゜(´O`)°゜頑張りますね!! (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)
raimu(プロフ) - みみりゆさん» 続編の方作りましたのでそちらでも是非よろしくお願いします\(^o^)/ (2015年2月2日 19時) (レス) id: b88954898f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:raimu | 作成日時:2015年1月16日 23時

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