Essential (( 三代目 J Soul Brothers ))

Episode 20 ページ20

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案の定、食堂を出てからは

愛理からさっきの事について聞かれるわけで……




｢いつからELLY先輩達と知り合いなの！？｣

とか

｢登坂先輩に喧嘩売って自分のしたこと分かってる！？｣

とか。




｢分かってるよ。もちろん。けどちょっと口滑っちゃってさ｣



愛理 ｢滑りすぎでしょ…。で？ELLY先輩達と知り合いなのは？｣



｢あー、あのイケメンの話したじゃん？｣



愛理 ｢駄菓子屋さんでの話？｣



｢そう。あれね、岩田先輩と山下先輩の事だったの。で、ELLYくんは今日の朝知り合った。もちろんその時は、あの登坂先輩グループにいるなんて思いもしなかったよ………｣



愛理 ｢何その偶然！羨ましい〜！｣








そこまで話して

大きなため息をつく私に

愛理もため息をついた。



愛理 ｢ため息つきたいのはこっちだっつーの。とばっちり受けたらどーしてくれんのよ(笑)｣




気だるそうに言ってきたけど


表情は笑顔っていう辺り、


本気でそうは思ってないみたい。



｢ごめんごめん(笑)｣




さっきの事は無かったかのように

教室へ戻って、何故か少し静まり返ったのは気にせず


私達はやっとお昼ご飯にありついた。



愛理 ｢それにしてもA、思ってた通り、ほんっと神経図太いわ(笑) 登坂先輩に喧嘩売るなんてね〜…もう｣



｢やめてよ、思い出すじゃん。思い出しただけでムカッと来る｣



愛理 ｢けどあれ最高だったよ(笑) 本当に本人の前で言うと思ってなかった！調子乗ったお金持ち！(笑)｣




｢あれは……まあ事実……それで女遊びもしてるんでしょ？あり得ないよ本当最低｣



とにかく私にとって

登坂先輩達のグループは

少しカンに障る対象だった。





…………岩田先輩や、山下先輩、


ELLYくんだって本当は…

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