Essential (( 三代目 J Soul Brothers ))

Episode 18 ページ18

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しかも愛理、登坂先輩と岩田先輩が

一番女を取っ替え引っ替えしてるって

言ってたような…………






岩田先輩、至って普通な感じだったのに…

しかも、山下先輩だって気取った感じがなくて

普通に良い人だったし…


ELLYくんなんて…めちゃくちゃ

社交的というか………




あの集団の中にいる少しすました顔の

岩田先輩達は

まるで私と喋っていた時とは別人。



どっちが本当？




愛理 ｢ちょっとAなに固まってんの！惚れたか！？｣



｢違うからっ！｣



私達がそういうやり取りをしているうち

あの７人組と

距離がだんだん近付いてくる。




何これ、某〇より男子のF〇みたい。




もし岩田先輩達に気付かれたら

愛理になんて言われ…………




健二郎 ｢あれ、Aちゃんやん！！｣


剛典 ｢あーっ、｣


ELLY ｢わーお本当だ！Aちゃーん！｣





愛理 ｢…えっ！？知り合いだったの！？｣



ほらほら、こーなる……




そしてまた周りの視線が痛い……



お願いだから近寄ってこないで〜…




｢…愛理っ、戻ろう、私注目されるの好きじゃないからこの空気やだ｣



私が愛理を引っ張って

戻ろうとすると



ELLYくんがこちらにやってきた。




ELLY ｢も〜、また逃げようとする〜｣


｢逃げてるわけじゃないですっ！｣


剛典 ｢いやいや朝逃げたじゃん(笑)｣




目の前にいる岩田先輩達は

昨日と、今日の朝に喋ったままの彼等。



するとELLYくんと岩田先輩がこっちに来たせいで

他の５人もこっちに来ようとしている。



｢私達お昼ご飯食べに教室戻るんで…｣



健二郎 ｢ここで一緒に食べたらええやん！俺付き合うで？ランチ♪｣




ざわざわしている食堂。





あああ、皆の注目の的だああ……




｢本当に、良いです！戻ります！｣







広臣 ｢一緒に昼飯、食ってやるっつってんのに、断るんだ？｣




うわ…出た出た。

第一印象そんなに良くない登坂先輩。



だいたい何その言い方っ！！むかつく！

一体何様なの！？




｢そんなの求めてませんし、一緒に食べたくもありません！！！｣








広臣 ｢…………は？｣





一瞬で声のトーンが下がった気がする。




愛理 ｢ちょっとA！？｣



小声でそう言うのは愛理。


私でも少し言い過ぎたとビビっている所だ。



けど私の口は止まらない。




｢だいたい何様のつもりですか？そう言えば皆喜ぶとでも思ってるんですか？楽しいですか？｣



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