# SWEET BOX × ３JSB

０２ ページ4

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「 さーむーいー 」

「 やーばーいー 」





『 ・・・ お前なぁ 』







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コンビニまで、後３分ほど。







せやけど、隣に居る

クソチビが … うるさすぎる。









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『 黙っとき 』


「 いじわる 」


『 はあ？ 』








「 可愛い彼女が寒いって

凍えてるのに … 助けもナシ？ 」









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そんな事を言ったかと思えば

突然 俺に抱き付いて来た。









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「 ・・・ 手、繋いでよ 」

「 ホント、寒くて死んじゃう 」









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だから、ずっと

「 寒い 」 って言うてたん？









なにコイツ、可愛すぎ。




普段、ツンデレなクセに

こういう時だけ甘えて … 最高かよ。









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『 もー、しゃあないな 』









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照れた顔するAに

そっ、と俺の手を差し出す。









そして、Aが

手の握り返した … その時に。









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「 んっ 、 /// 」









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Aの手を引っ張って

ちゅっ、と唇にキス。









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「 ちょっ、健ちゃん … /// 」


『 あったかくなったやろ？ 』









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俺を見上げる

顔を火照らしたAの姿。









ほーら、あったかくなった。




「 寒い 」 ばっか言うし

お前の体温、上げたったわ。









って、勝ち誇ってたのに。









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『 んんっ 、 』





「 風邪 引かないよーに … 」

「 温かいの、半分こ /// 」









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余裕をかましてた

俺に降ってきた、君の甘いキス。









(( くそ … 俺の負けや ))





そんな可愛い技

俺が居らん間、どこで覚えてん。









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＿＿＿＿＿ お前のが、一枚 上手 … か。









Fin









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