# SWEET BOX × ３JSB

# HIROOMI ページ25

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〈 Aside 〉



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「 おみー、ご飯 出来たよ 」









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そう、言ってみたけれど

案の定 彼からの返事はナシ。









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キッチンから顔を覗かせれば

ソファに座る、臣の後ろ姿が在った。









・・・ もしかして、寝てる？






気になって、恐る恐る

リビングに居る、臣の元へと向かう。









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「 おーみ 」


『 ・・・ 』


「 なんだ、起きてるじゃん (笑) 」









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ひょい、と 顔を覗けば

確かに … 臣は起きていた。








でも、何か様子がおかしい。









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「 ね、ご飯 出来たよ？ 」


『 ん 、 』


「 食べない … の？ 」









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臣の声は、やけに小さい。






返答は適当だし

おまけに、目も合わせようとしない。









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(( 仕事関係かな … ))






今日 帰って来た時から

臣の様子は、少し変わっていた。









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長く一緒に居て

ようやく、彼のペースも掴んでる。









こんな時は、敢えて

何もせず … 待っておくのが１番、だと。









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＿＿＿＿＿ そう、思ってたけれど。









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『 な、A 』


「 うん？ 」





『 ＿＿ 俺のコト、癒してくんね？ 』









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そう言って

勢い良く、腕を引っ張られた。









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「 ちょ、おみ … 」


『 なぁ。 癒してくんねぇワケ？ 』


「 そういう … つもりじゃ 、 」









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強く抱きしめられて

臣の表情は、見て取れない状況。









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耳元で、やけに低く

響いてくる臣の声だけで

・・・ 身体が火照って、仕方が無い。









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「 待って 」



そんな言葉も発せられず

そのまま、ソファに押し倒された。









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『 俺のコト好き？ 』


「 好き、だよ … ？ 」


『 ふーん 』








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あたしを見下ろす

臣の … 酷く、色っぽい瞳。









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『 じゃ、黙ってて 』




『 お前は、俺の好きなように

されていればいいんだから … さ 』









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