# SWEET BOX × ３JSB

０２ ページ24

・









１年記念日の時も

あたしの誕生日の時も、そう。









・









『 何したら許してくれますか 』


「 ・・・ 察して 」


『 ほい 』









・









あたしの手首を掴んで

そのまま、健ちゃんの胸にダイブ。









・









鍛えられた健ちゃんの胸板に

ほんの少し、鼻をぶつけるのも

今となっては … 恒例、って感じで。









・









「 ばか 」


『 とか言うて 』


「 なによ 」


『 許してくれんねやろ？ 』









・









一瞬 離れた身体。





健ちゃんの方を見上げれば

お得意のドヤ顔、かましちゃってさ。









・









「 ・・・ しゃーなし 、 」


『 出た、単純 (笑) 』


「 うっ、うっさい！ /// 」









・









抱き締められた時の

健ちゃんの、優しい匂いとか。









耳元で、ダイレクトに聞こえる

「 A 」って、呼ぶ声とか。









・









・・・全部 全部、大好きで。









単純すぎるって？








いいんですよー、もー。




健ちゃんと仲直り出来れば

それだけで、もう十分です。









・









『 そうゆう単純なとこ

俺、好きでしゃーないわ 』









・









ほら、そういう言葉

何食わぬ顔で言っちゃうんだもん。









＿＿＿ 嫌いになれるワケ、ないでしょ？









Fin









・









・









( ☆ )









健ちゃんは、臣くんとは

少し違ったドS要素があって

なんて言うか … こう、ね。笑









落とすだけ落として

ホイッ、て手の平 返して口説いてきて

「 あー！！ 」ってなるタイプｗｗ









健ちゃんの彼女は

” ツンデレ ” がいいな〜、と

ふと思った柊衣でした (笑)









柊衣









・

# HIROOMI→←# KENJIRO

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す