# SWEET BOX × ３JSB

# NAOTO ページ19

・



〈 直人side 〉



・









「 すごいな〜 」


『 なになに、誰のコト？ 』


「 なおとくん 」


『 俺かぁ … って、俺！？ 』









・









彼女のAと、二人。







テレビを観ている俺に

突然 言ってくれますね、この子。









・









「 そ、俺 (笑) 」


『 なんで急に？ｗ 』


「 んー、いつも思ってるよ？ 」









・









こんなコトを言う彼女

今、まさに俺の腕の中 … ってとこ。









・









(( 顔、超 見たいんですケド … ))







後ろから抱き締めてるが故に

Aの顔が、見れない状況です。









・









褒められると伸びるタイプの俺。









相手が、自分を褒めてくれてる

あの時の顔！ 最高なワケですよ！









・









それが、彼女ってだけで

もう 、、、 さ。







あー、たまんねぇ。









・









「 今ニヤけてるでしょｗ 」


『 え。 』


「 ふふ、当たり〜 」









・









「 直人くんの事 何でも分かるよ 」





そう言いながら

ぎゅっ、と俺の腕を握るA。









・









「 そんな、直人くんも好き 」









・









そして、極め付けの一言。







どうやら、彼女は

俺の理性を壊すのが得意らしい。









・









「 んんっ 、 /// 」


『 あんま可愛い事 言わないで 』









・









俺 大人ぶってるけど

すっげぇ、子供だからさ？









・









そんな事を思いながら

Aの髪の毛を避けて

白い首筋に ちゅっ、とキスを落とす。









・

０２→←０２

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す