# SWEET BOX × ３JSB

０２ ページ12

・









『 ・・・時期に、山王も狙われる 』









・









恐れてたコトが現実になる。








彼らが守って来た

「 山王 」 が … 崩れてくんだ。









・









「 ・・・ っ 」


『 俺は、お前の傍に居てやれねぇ 』







『 ＿＿＿ だから、お前は逃げろ 』









・









コブラは、そう言って

ゆっくりと身体を離してゆく。









・









顔を上げたコブラの目は

さっきみたく、鋭くなど無い。









苦しい程 … 優しく、見つめた。









・









「 そんなの嫌 、 」


『 ・・・ 』


「 置いてかないで … !! 」









・









ずっと一緒だった。








ピンチの時、助けてくれたのは

いつだってコブラ … 貴方じゃない。









・









コブラが居なくなったら


＿＿＿ あたし、どうすればいいの？









・









『 頼む 、 』


「 でも … ！ 」






『 ＿＿＿ お前を、失いたくねぇ 』









・









そんな声と共に

重なった … コブラの唇。









・









『 ・・・ 迎えに行くから 』


『 それまで、待ってろ 』









・









そう言って、あたしを見た

揺るぎの無いコブラの眼差しに。









・









「 絶対だよ … っ 、 」









・









「 好き 」 と言う

気持ちだけが溢れ出してゆく。









・









「 いってらっしゃい 」


『 ＿＿＿＿ いってきます 』









・









初めて聞いた

彼の 「 いってきます 」 の言葉。









・









” 必ず、帰る ”



そう言ってくれてるような

彼なりの … 約束の言葉。









・









＿＿＿＿＿＿ ずっと、待ってるから。









Fin









・









・









( ☆ )






ずっと書いてみたかった

HiGH & LOWの お話を 、、 ♪









付き合ってない２人。




だけど、何処か固い絆で

結ばれてるんでしょうね (;_;)








うーん、コブラ … 格好良いｗ









柊衣








・

# KENJIRO→←# TAKANORI

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す