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本編222(スパーダside) ページ27
じゃがいもを掴んだまま動かない。
どうしたんだろう?
「ラッキー?」
声をかけるとハッとしたような表情になった。
「ごめんごめん!おいしそうだなーと思って見てた。」
それなら…いいんだ。
これがみんなにつくってあげられる最後の料理かもしれないからね。
「うまいな!」
口に入れてすぐ、大きな声を出した。
「そう?よかった。」
本当に美味しそうに食べるな、ラッキーは。
とても嬉しいよ。
「スパーダは食べないのか?」
僕…?
今食べる気分にはならないしな…。
かといって明日も食べない気がする。
「もともと材料が少なかったからね。僕はいいよー。」
嘘をついてしまった。
ごめんね…。
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作者名:杏奈(仮名) | 作成日時:2017年7月15日 0時