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本編221 ページ26
暇だ…。
何もせずにいるというのはどうも苦手だ。
でも今話しかけたら迷惑だろうし…。
せめてスパーダのことを見ていよう。
「すぐできるからねー。」
優しく言われた。
こっちが子供になったかのような錯覚を覚えた。
「おう！」
笑顔だな…。
いつもの感じだし。
もう、大丈夫なのか…？
しばらくすると、手が止まった。
どうしたんだ？
おっ、おい？
それ塩だよな？
なんでそのまま全部入れてるんだ？！
わざとなのか？
スパーダはそんなことしない。
ということは無意識…｡
「どーぞ。」
笑顔で出された。
見た目は美味しそうたが…。
「ああ！」
せっかくつくってくれたんだし、食べないとな。
俺はゆっくりと箸をじゃがいもに近づけた。
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作者名：杏奈(仮名) | 作成日時：2017年7月15日 0時
