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本編92(ガルside) ページ43
ラクが走り出した。
インダベーの方へ。
何を考えてるんじゃ…？
「お婆さんを斬ったのは誰だ？！」
声が大きい。
しかも口調が荒い。
大丈夫ガル…？
「ギョイ！」
出てきた。
いさぎいいな。
たぶんラクに負けることはないと思っているのだろう。
一応ラクの方が階級が上なのだが…。
「先に手を出したの、お前だから。どうなっても仕方ないよな？」
なんかキャラ変わってないか…？
「やれるもんならやってみろ。」
スコルピオが離れた。
一騎打ちをさせるつもりらしい。
「やってやるよ！」
迷いなくインダベーに向かっていく。
シャキンという音がして…爪が伸びた？！
「くらえっ！」
そこからは…防戦一方だった。
目にも止まらぬ動きでインダベーを傷つけていく。
「これでトドメだ！」
爪を腕ごとインダベーの体を貫通させた。
痛そうガル…！
「やっと目覚めたか？」
な…なにを言っているんじゃ…？
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作者名：杏奈(仮名) | 作成日時：2017年6月20日 0時
