【キュウレンジャー】ラッキーの憂鬱 2 (ページ40)

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本編89 ページ40

まわりの人々が怯えきっている。

こんなに怖い光景、初めてなのだろう。

「俺達が守るから落ち着け！」

スティンガーがヒーローみたいな事を言っている。

「ラク！こいつらを殺されたくなかったら大人しく俺のところに来い。」

酷いな。

人質か。

いつの間にかインダベー達に4人捕まっていた。

背の高い男と若い女性。

子供とお母さんらしき女性。

「嫌です！」

「お前ら助けてくれるんだろ？！だったらとっとと助けろよ！」

えらそうだな。

「ラッキー！そいつは助けなくていいよっ！」

ハミィがそいつとか…めずらしいな。

「なんで…」

「そもそもお前俺達と友達になりたかったんだろ？なら犠牲になれよ。」

最低だな。

「今の聞いたでしょ？！」

ああ。

助ける気にはならないな。

「本当に殺すぞ？」

スコルピオの尻尾が背の高い男に迫る。

「危ないっ！」

ラクがスコルピオと背の高い男の間に入った。

攻撃はラクに当たり…毒がまわり始めた。

「スコルピオー！！」