【キュウレンジャー】ラッキーの憂鬱 2 (ページ39)

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本編88(ショウ・ロンポーside) ページ39

先程いきなりラプターからの通信が途切れた。

たたかいながらも状況を説明してくれていたのに。

ボクはオリオン号の外に出た。

「これは…！」

人々が襲われそうになっているのをラッキー達がくいとめている。

「みんな！」

変身してラプターのもとへ向かった。

「司令…」

「どうしたんだ？」

落ち着くんだ…。

司令が取り乱してはいけない。

「スコルピオの毒にやられて…スティンガーさんが解毒してくださったんです。ですが、たたかいながらも少しずつスコルピオが達は進んでいってしまって…止められませんでした。」

声が疲れていた。

大丈夫か？

「ありがとう。」

「司令！」

ラクが近くに来た。

「君はオリオン号に戻るんだ。」

「嫌です！」

抵抗された。

てっきり頷くと思っていたのに。

「これから友達になる人達をほおってなんか行けません！」

決意がかたい。

無理にでも連れていこうと思ったが、無理だな。

「死んでも知らないぞ！」

我ながら酷い言い方をいたと思う。

でも、仕方ないんだ。

「ありがとうございます。」

嬉しそうだ。

鈍いな…ラクは。