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休暇＿２ ページ17
どんな理由にせよ、友達になりたいが為に脅してきたり、かと思えば急に照れて少年のように口ごもったり、一体彼がどんな人なのかよく分かっていない今の時点でどれだけ考えても答えはきっと出ないだろう。
再びベッドに寝転ぼうとした時、またスマホから着信音が鳴った。
『さっきは急に電話してごめんね。しっかり休んで楽しい時間を過ごしてね』
というジスさんからのメッセージ。
間を空けずに追加のメッセージが送られてきた。
『あと帰ってきたら会わせたい人がいるから、都合つく時間教えて』
にこりと微笑む顔文字と共に送られてきたそれを見て、首を傾げる。
会わせたい人とは一体誰なのか。まさかメンバーではあるまい。
『分かりました。また連絡しますね』
ひとまずそう送って帰りの新幹線の時間を調べ始めた。
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作者名：曄雨 | 作成日時：2019年11月26日 4時
