和中 喘息 ページ3
ある日の夜中、私は悪夢のせいで目を覚ました。
『んん〜...』
ふと隣を見ると、蒼一郎さんが寝息を立てて熟睡していた。
『水、飲みに行くかぁ...』
私は台所へ水を飲みに行ったあと、ふとタバコがおいてあることに気づいた。中には余ってるタバコが1本。
『喘息...今日は吸入もしたし、大丈夫かな』
私は寝ぼけていたこともあって、好奇心と共にタバコに日をつけて、吸い始めた。
最初はむせたけど、それが癖になってしまった私は半分くらいまでタバコを吸った。
その時、私の中の何かが、音を立ててちぎれた感じがした。
全身から湧き出る冷や汗
喉からゼーゼーと聞こえる喘鳴
助けを呼びたいのに上手く動かない口
もう駄目だと思って、思いっきり咳き込んでしまった。
「...む?A?」
その音があまりに大きかったせいだろう。彼が目を覚ましてしまった。
「奇怪千万、こんな夜中に何をしている」
蒼一郎さんが視線を飛ばすと、そこには火が消えかかってる半分より減ったタバコが床に転がっていた。
「まさか、吸ったのか?」
『ケホッ...ご、ごめんなさ、ケホッ」
「雨過天晴、もう安心していい。この和中蒼一郎が助けてやる。」
その後、吸入などを持ってきてくれて、気づけば朝になっていた。
『あ、あの...ごめんなさい、私のせいで...』
「気にするな。ただ、もう吸わないことを強くおすすめしよう」
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あー楽し。
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Kira_Leis(プロフ) - 五澄さん» 良かったです!主には忍たま関連を投稿しているので、よかったらそちらも読んでみてください(笑) (8月13日 23時) (レス) id: a8f6443c3c (このIDを非表示/違反報告)
五澄(プロフ) - あの、、ほんとに…まじで、最高です! (8月13日 21時) (レス) @page10 id: 2ddfc3047b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Kira_Leis | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/KiraKiraAHO/
作成日時:2023年5月8日 10時