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貴方side
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A「は―…」


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私はすぐに部屋へ向かってベッドにダイブ。

寝転がりながら携帯のディスプレイを見つめた。


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A「優しくしてくれるのは嬉しいけど…さ。」


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やっぱり、迷惑じゃないのかな?

嫌々ながら優しくしてるとかじゃないのかな…?


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それに私達、今日初めて会ったのに…馴れ馴れしすぎた?

やっぱり結花に頼むべきだったかなぁ。


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A「あ―…本当、明日ちゃんと御礼しなきゃ。」

母「A〜、ご飯よー」

A「はーい。」


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私は携帯を机の上に置いてリビングへと向かった。


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―…


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A「でねー、本当優しすぎるんだよ。柚樹くんって。」

母「へー、良かったじゃない。良い男の子で。」

A「うん、柚樹くんの友達は元気すぎるんだけどね(笑)」


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私は今日の事をお母さんに話した。

そしたらお母さんからの評判もよかったっぽい。


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やっぱり柚樹くんって好かれるタイプだね。


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母「その子Aの事好きなんじゃないの?」

A「まさか。好きな人作る必要ないとか言ってたもん。」

母「Aみたいね。」


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まあ―…必要ない、とは思ってないけど。

まだいいかなって感じ。


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いつか出来たら、っていう感じかな。


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A「まあそうかもね、あ!ちょっと悠!それ私の!」

悠「いいじゃん、姉ちゃんなんだからんなケチるなって。」


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今は、こうやって―…

家族と友達と幸せに過ごせれば十分かな。


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勉強も両立でね。


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A「もー、じゃあいいよ。ごちそうさま。」

母「お風呂入ってきなさい。」

A「うん。」


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私はそのまま自分の部屋へと足を運んだ。


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A「―…あ、メールだ。」


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机に視線を向けると携帯がチカチカ光っていた。


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ディスプレイには、


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柚樹くん


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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです!書き方も、参考になりました!ありがとうございます!! (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました!文の表現の仕方がすごいです!私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね! 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ! 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*琳檎* | 作成日時:2012年9月23日 18時

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