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貴方side
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A「あっ…！柚樹くん！」
柚樹「あ､来た｡」
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さっきのお店へ戻ると､柚樹くんが既に待っていた｡
何か迷惑掛けちゃったかな―…
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A「ごめんね…迷惑かけちゃって｡」
柚樹「大丈夫だよ､でもどうして学校に？」
A「その―…」
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これ言ったら笑われちゃうかな｡
でも､取りに行かなきゃ行けないし…ココは正直に…
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A「忘れ物しちゃって…でも一人で学校行くの怖くて…それで…」
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それで柚樹くんを誘った｡
本当は結花でも良かったんだけど､面倒くさいって言われそうだし｡
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悠真くんだとテンション高すぎて疲れそうだし｡
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一番は柚樹くんかなって思って―…
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柚樹「…っぷ…」
A「えっ…あ､その…やっぱり可笑しいよね…//」
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見事に笑われてしまった｡
高校生が学校怖がるって…子供見たいで可笑しいよね｡
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柚樹「いや､可愛いなぁって思って｡」
A「またそれ―…」
柚樹「ほら､取りに行くんでしょ｡」
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そう言って先を歩く柚樹くん｡
優しいけど…意地悪なんだよね｡
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A「待ってよ―…」
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私は柚樹くんの隣まで駆け寄った｡
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柚樹「ほら､手｡人多いからはぐれちゃうでしょ｡」
A「え…あ､はい｡」
柚樹「気をつけてね｡」
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そう言われて手を差し出すと､ｷﾞｭｯと握られた｡
その瞬間､自分の胸の鼓動が早くなって触れられている所が熱くなった｡
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A「―…ありがとう｡」
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やっぱり､優しいんだよね｡
こうやって自然に気遣える人って―…いいな｡
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でも柚樹くんは優しすぎだよ｡
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柚樹「どーいたしまして｡」
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こういうのは好きな子にしてあげないと―…
ダメなんだよ？
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A「―…」
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (
レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです！書き方も、参考になりました！ありがとうございます！！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！文の表現の仕方がすごいです！私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね！ 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ！ 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琳檎*
| 作成日時：2012年9月23日 18時
