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柚樹side
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A「柚樹くん…落ち着いて？」
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俺はさっきの夢を思い出して混乱していた｡
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けど､目の前にAちゃんが居る事を確認すると
少しだけﾎｯとした｡
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柚樹「…ごめん､俺…」
A「いいの｡いつも私が頼ってばっかだから―…」
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そう言うとAちゃんは
ｷﾞｭｯ―…と､強く抱きしめてくれる｡
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何度も…って訳ではないけど､何回かしているはずなのに
まだドキドキする｡
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それにいつもより鼓動を打つのが早い気がした｡
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柚樹「それは…俺が勝手に…」
A「でも…柚樹くんがいなきゃ私…今頃…」
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「今頃」
きっとそれはさっきの夢の内容なのか｡
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Aちゃんがｺｺからいなくなっていた事を指すのか｡
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だとしたら俺は―…
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柚樹「Aちゃん…」
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もう､Aちゃんを離したくない｡
ずっとこのままでいたい｡
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A「何…？」
柚樹「一つだけ…言わせて｡」
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気づいたんだ｡
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柚樹「好き―…」
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ｺｺまで君を大切にするのも君が好きだから｡
夢にまで出てきてしまうのは君が好きだから｡
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このﾄﾞｷﾄﾞｷも君が好きだから―…
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全部､Aちゃんの為だから｡
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A「…えっ…？」
柚樹「俺､恋なんて興味ないなんて言ったけど…もう違う｡」
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同情とかそんなんじゃなくて､大好きだから傍にいてあげたくて｡
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柚樹「Aちゃんの事が好きになったんだよ―…」
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掴んだこの手を離したくない―…
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (
レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです！書き方も、参考になりました！ありがとうございます！！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！文の表現の仕方がすごいです！私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね！ 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ！ 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琳檎*
| 作成日時：2012年9月23日 18時
