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柚樹side
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A「顔､赤かったから…」
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Aちゃんに触れられた所から
体中へと体温を伝える―…
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解らない､解らないけど…
心臓のドキドキが止まらなかった｡
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柚樹「…大丈夫だよ､ちょっとゲームに集中しすぎたからかな｡」
A「あっ､そっか！何か心配しすぎたかな…」
柚樹「いや嬉しかったよ｡ありがとう｡」
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ゲームの所為なんてちっとも思ってない｡
俺はそこまでゲームに入り込んだ覚えはない｡
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ただ―…
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A「…なら…よかった…！」
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ゲームに夢中になっていた
キミを追ってただけ｡
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柚樹「人の心配もいいけど自分の心配もね｡」
A「え？」
柚樹「目､充血してたでしょ？」
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ゲームしてる最中に気づいてた｡
教えてあげようかな…と､思ったけど…でも｡
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真剣にゲームをやってる姿が凄く可愛らしくて…もっと見たい､なんてね｡
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A「大丈夫だよ､もう｡目薬ささせて貰ったしね｡」
柚樹「んー､でも無理しちゃダメだからね？女の子なんだから｡」
A「解ってるよー､でもハマっちゃった(笑)」
柚樹「ハマるのはいいけど程々にね｡」
A「はーい｡」
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解ってるんだか解ってないんだか､
へらへら笑うAちゃん｡
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何でも完璧な子…そう思ってたけど
結構バカっぽくて｡
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勉強が出来ない､とかそういう事を言ってる訳じゃない｡
こう―…なんていうか
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可愛い…っていうか…
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柚樹「解ってるの？ちゃんと｡」
A「もう､解ってるよ｡私､そこまでバカじゃないよ？」
柚樹「ならいいんだけどね｡」
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自分でもよく解らないんだ｡
こんな感情､初めてだから…
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どう受け止めればいいかも解らない｡
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勉強ならたくさん勉強すれば理解できる｡
けど､自分の気持ちはいくら考えたって理解出来ない事がある｡
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それって―…
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柚樹「ゲームはまた後で､ね｡」
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どこに
収めておけば良い―…？
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (
レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです！書き方も、参考になりました！ありがとうございます！！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！文の表現の仕方がすごいです！私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね！ 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ！ 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琳檎*
| 作成日時：2012年9月23日 18時
