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貴方side
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A「え…?好きな人が出来たの?」
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放課後、悠真くんに呼ばれたので待ち合わせ場所に行ってみると…
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悠真「そう!俺、好きな子いるから…って言い出してさ…」
A「あれ、好きな人は作らない主義なんじゃないっけ?」
悠真「そこなんだよなぁ、あんな事言ってたけど出来ちゃった☆みたいな?」
A「そうかもね…」
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どうなってるんだろう。
まぁ、恋するのが悪い訳ではないけど―…
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A「なんかショック…」
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柚樹くんに好きな人が出来たなんて。
共感してくれる人やっと出来た…と思ってたのになぁ。
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悠真「えっ…まさかAちゃんって…」
A「…うん?」
悠真「もしかしなくとも柚樹の事、好き?」
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A「え?」
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好き?柚樹くんの事が?
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A「ないない!絶対ないよ!」
悠真「でもショックって…」
A「それは共感出来る人がいなくなっちゃったなぁって意味で…!」
悠真「なんだそういう事か。」
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そう言うと悠真くんは安心したような笑みを見せた。
柚樹くんの親友だもんね―…
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もっと、良い子に好かれてほしいって想ってるんだよねきっと。
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A「そうだよ…でも気になるなぁ、好きな人。」
悠真「な、俺にも教えてくれない訳。」
A「…相当大事に想ってるんだろうね。」
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きっと可愛い子なんだろうなぁ、その子。
可愛くて、優しくて―…
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女の子って感じの子だろうね。
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A「私、後でメールで聞いてみよ♪」
悠真「お!報告宜しく!」
A「うん!」
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もしかしたら私のクラスかもしれないし、
だとしたらむやみに柚樹くんと仲良くする訳にはいかないし―…
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悠真「Aちゃん良い子だからきっと言ってくれるよ!」
A「えぇ…そうかな…?」
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柚樹くんだって誤解されたら嫌な気分になるもんね。
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A「でも、柚樹くんが想ってる子よりは良い子じゃないだろうね(笑)」
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だって、もしその子より私が良い子だとしたら…
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私の事を見てくれてたでしょ?
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです!書き方も、参考になりました!ありがとうございます!! (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました!文の表現の仕方がすごいです!私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます!これからも頑張ってください! (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね! 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ! 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*琳檎* | 作成日時:2012年9月23日 18時