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柚樹side
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悠真「あー！柚樹が戻ってきた！」
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教室に戻ると悠真が大きな声でそう言った｡
子供みたいに―…
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柚樹「やめろよ､聞いてるこっちが恥ずいじゃん｡」
悠真「何言ってんだよ､もう慣れただろ？」
柚樹「…慣れる慣れないの問題じゃない｡お前は恥ずかしくないのか｡」
悠真「うん｡」
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キッパリ､そう言った｡
俺は大きな溜息を一つ吐いた｡
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本当変わらないな､コイツは｡
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柚樹「まあいいよ､個性として受け取っておくよ｡」
悠真「さっすが柚樹！大人だな♪」
柚樹「お前がこど…個性的なだけだよ｡」
悠真「子供って言おうとしただろ(笑)」
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でも､こんな奴が俺の親友なんだけどな｡
いつの間にか"友達"から"親友"になっていたんだ｡
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悠真「で？Aちゃんとｲﾁｬｲﾁｬしてきたのか？」
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まあ､
こんな面倒くさい所もあるけどね｡
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柚樹「ｲﾁｬｲﾁｬ何かしてないっつーの､Aちゃんに失礼だろ｡」
悠真「で？明日も一緒に…と｡」
柚樹「お前…見てたのかよ…」
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そう言って睨みつけると､あはは､と笑って誤魔化す｡
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柚樹「はぁ―…まあ､そう言う事だから｡」
悠真「別にさぁ､Aちゃんと食べるのはいいけどよ…」
柚樹「…？なんだよ｡」
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次の瞬間｡
悠真が俺にしがみついてきた｡
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悠真「俺の事も構えよなー！」
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何だコイツ｡
女子じゃあるまいし､それに―…
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柚樹「やめろ！離れろ！女好きが！」
悠真「今は関係ねぇだろ…んな事言ってるとAちゃんおそっちゃ「黙れ」
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皆の視線が痛い｡
教室からは勿論､廊下からの視線も俺達に集まっている｡
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このままじゃ変な噂が経つのも時間の問題―…
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柚樹「…悠真｡」
悠真「なんだよう」
柚樹「俺…好きな子いるから！」
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悠真「…は…？」
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その瞬間､ﾊﾟｯと俺から離れた｡
よし､これで大丈夫…なはずだけど､
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悠真「…柚樹に…好きな人…？」
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面倒くさいデマを言ったしまったようだ｡
"恋とか興味ない"そんな俺が―…
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こんな嘘をついてしまったんだ｡
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (
レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです！書き方も、参考になりました！ありがとうございます！！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！文の表現の仕方がすごいです！私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね！ 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ！ 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琳檎*
| 作成日時：2012年9月23日 18時
