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貴方side
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A「わ―…､この順位はやばいかな｡」
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二学期中間テストが終わり､結果が貼り出された｡
私は親友の結花と名前を探した｡
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結花「うわっ､Aめっちゃ順位いいじゃん｡」
A「良くないよ､これじゃ説教決定かも…」
結花「私の順位なんて38位だよ､それに比べてキミは…」
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今日も何の変わりもなく過ごす｡
しいて言えばテストの結果が発表される､それだけ｡
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それ以外は何も変わりがないはずだった｡
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A「ん―…､でも三位以内には入れって言われてたから｡」
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その時だった｡
私が俯いた瞬間､誰かにぶつかってしまった｡
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A「あっ…ごめんなさい｡」
？「いや､大丈夫だよ｡怪我ない？」
A「全然―…｡」
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優しい人だった｡
綺麗な顔立ちしてて､背が高くて―…人気がありそうな｡
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？「…あ､あったあった｡二位か―…」
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その人は二位らしい｡
やっぱりそうだよね､こんだけ格好良ければ勉強だって―…
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結花「Aー！教室戻ろうよ！」
A「あっ､うん！」
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私には程遠い人だね｡
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私は少し､あの人を気にしつつも結花の元へ駆け寄った｡
ﾁﾗｯ､と見てみるとさっきの人の隣は男の子がいた｡
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A「―…友達かな｡」
結花「何が？」
A「ううん､なんでも｡」
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自分でもよく解らなかったんだ｡
何でか解らないけど気になって仕方がなかった｡
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まあ､きっと順位が凄かったからだよね｡
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この時はそう思ってた｡
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A「あっ､結花｡今日の帰りどっか出かけない？」
結花「おっ､いいね！買い物でもしよっか♪」
A「そうだね｡」
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でも､
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きっとこれは､
キミと私を繋ぐ出会いだったんだ―…
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∞eighterヤス0911∞ - とてもキュンとしました♪これからもがんばってください (2015年11月20日 2時) (
レス) id: 0691079db0 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - すごいです！書き方も、参考になりました！ありがとうございます！！ (2015年8月2日 18時) (レス) id: 69b8d3345a (このIDを非表示/違反報告)
ユラナス(プロフ) - 初めて読ませて頂きました！文の表現の仕方がすごいです！私も小説書いてるんですっごく参考になりました(*^^*)ありがとうございます！これからも頑張ってください！ (2015年7月7日 21時) (レス) id: fadd2adfc6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 更新頑張ってくださいね！ 応援しています(*^_^*) (2014年8月14日 7時) (レス) id: 02f5d1e405 (このIDを非表示/違反報告)
碧侑 - キュンキュンで最高ですっ！ 番外編が楽しみですっ♪ (2014年8月7日 18時) (レス) id: 3502d5912c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：*琳檎*
| 作成日時：2012年9月23日 18時
