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そして俺の思惑といったら
少し聞こえが悪いけど
考え通り
ちゃくちゃくと仲良くなっていった
「Aーこれあげる」
そう言って近づいていく柊生の手には
箱に入ったチョコレート
『ありがと…!!!』
そう言って微笑んではいるけど
Aが好きなのはそのチョコじゃない
俺は1人で購買に向かった
「これください」
Aが好きなのは100円の
赤いパッケージに入ったチョコ
お金を払い俺は早足で教室に向かった
その甲斐あってなのか
何なのか教室内には
A1人だけが残っていた
「あれ……柊生は?」
『拓弥探しに行ったんだけど…』
入れ違いか
いいチャンスだ
「これ、あげる」
『えっ、あ、ありがと…!』
少し困惑気味にでも
嬉しそうに受け取る
『私が好きなやつ覚えてたの……?』
角度的に上目遣いになっても
あざとさは感じられない彼女に
少し鼓動が速くなる
「当たり前じゃん
柊生にはあげたこと内緒だよ…?」
口元に人差し指を持って行って
シーッと言うと
『分かった』
と、クスクスと笑う
最近彼女は明るくなった
俺と前よりはまともに
話してくれるようになったし
だからこれくらいいでしょ??
少しの番狂わせだって
許して欲しいな
綺麗な恋模様なんて
見てて吐き気がしてくるから
これくらい
何か試練ぐらいないとね…?
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キキ//8Z(プロフ) - かとれあさん» うわあありがとうございます!!!(号泣)ちょっと更新速度遅くなるかもしれないですができるだけ頑張ります…!!!!!!! (2018年3月29日 16時) (
レス) id: 7d68626159 (このIDを非表示/違反報告)
かとれあ(プロフ) - 夜遅くにすみません！この作品とっても大好きです!!次の更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年3月29日 2時) (レス) id: 3fa9c6cc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キキ//8Z | 作成日時：2017年4月13日 21時
