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コンコンっ
弱くドアを叩く音が聞こえた
柚「入っていい……?」
俺は返事をしなかった
別にどっちでもよかったから
柚「寝てる…??」
わざわざ来てくれたのだろうか
恐る恐る部屋を覗く彼女と
目が合った
柚「怪我…見せて」
救急箱を手に抱え
俺の元にパタパタと走ってくる
「………」
真剣な顔をして
怪我の処置をしてくれた
何も言わずに
「…ありがとう」
そう彼女に微笑むと
ドアからそーっと覗いている
匠海と目が合った
「………ムカつく」
俺はすぐに目をそらし
布団を頭から被って
完全に心を閉ざした
柚「もう行くね」
きっと匠海と一緒に行くんだろう
どうせあいつだって無言で頷いて
付いていくんだ
「それがムカつくんだよ…」
誰にも聞こえない呟きを
1人で何かにぶつけて
俺は目を閉じた
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キキ//8Z(プロフ) - かとれあさん» うわあありがとうございます!!!(号泣)ちょっと更新速度遅くなるかもしれないですができるだけ頑張ります…!!!!!!! (2018年3月29日 16時) (
レス) id: 7d68626159 (このIDを非表示/違反報告)
かとれあ(プロフ) - 夜遅くにすみません！この作品とっても大好きです!!次の更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年3月29日 2時) (レス) id: 3fa9c6cc95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キキ//8Z | 作成日時：2017年4月13日 21時
