- lupus 3-

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”今日1番運勢がいいのは……
11月生まれのあなた!!!”

今日もいつもの朝のように

何となく付けていたニュースから

朝の占いが聞こえた


”そんなあなたのラッキーアイテムは…”

「……」

俺はそれが聞こえる前に

テレビを消した


「あほらし……」

靴を履き外に出て

駅に向かう

電車に乗る

大学へ向かう


そんな当たり前の朝

それがまたどんどん

少しずつ狂っていくまでの


綺麗だけど少しおかしいお話



柊生がどうなったのか

彼女の家で会った男がどうなったのか


皆はもう知ってるでしょ??


こんなに壊れていくくらいなら

出会わなければ良かったのに


ちょっとの綻びでよかったのに

どこでそれが大きくなったんだろう


”……A俺のこと嫌いなの?”

こんな質問しなきゃよかった


でも少しでいいから

彼女との出会いが

運命であったと信じていたい


そんなワガママは

俺みたいなのには本当はダメだよね


「A」


歪んでいる俺には


こんなふうに振り向いてくれる

関係に身を置くのは

贅沢すぎるのかもしれない


『拓弥……』

あぁ、どうしてそんな顔をするの?

誰がやったの??

そんな酷い顔をさせるやつからは









柊生の代わりに守ってあげないと

ダメだよね???


”そんなあなたのラッキーアイテムは…

チョコレートです!!!!!”

＿end＿


＿＿＿

たくちゃん結局

最後は変な方向に歪んじゃったって感じです

何か暗くてごめんなさい(テヘペロ

次は

ユーキさんのお話です

1番暗いですね、はい。

あと危険な村田さんなので

一応極端に苦手な方は

自己責任でお願いします……
(*- -)(*_ _)ペコリ

村田祐基＿1→←22

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