【2j3j】もう独りのク.ロ.ノ.ワ.ー.ル２【男主】

【3D LIVE】C.h.r.o.N.o.i.R W.i.n.t.e.r L.i.v.e -＃旅.の.終.着.点- ドラマパート ※追記 ページ23

葛葉「これが俺たちの、旅の終着点」


葛葉「そう、この場所で一度叶は死んだ
　呪いみたいに生まれかわるアイツと
　いつかの日、叶同様生まれ変わり始めたニアと何度も出会って
　やがて人間じゃなくなったアイツらと次元を超える旅をした」


『もう二度と、救えないんだと思っていた
　目の前で失われていく叶の命を前に何もできなかった自分を何度も恨んだ
　また会えたあの日のことを、この先何があっても忘れることはできないんだろうな』


叶「楽しくて長い旅だった
　最後にたどり着いた星は僕ら以外誰もいないような場所だったけど、
　彼らは幸せだったんだなって思うよ」


葛葉「まるで他人事だな」


叶「そう、だね
　だってあれは僕が死んだ世界線の話だ
　サーシャが魔界に帰って、ニアが天界に帰ったあの日、
　日が沈む頃、僕は魔物に襲われて死ぬ運命だった
　でもサーシャは明るいうちに魔界に帰ったし、
　ニアはすぐに旅に出た僕を見送った後天界に帰ったから、
　今も人として生きてる
　他人にとっては御伽噺みたいなもんじゃない？」


『だけどあれは、なにかの切っ掛けで交じり合うこともなく、繰り返した未来の一部だ』


葛葉「あの世界線の三人も確かに俺たちだった」


叶「うん、きっと違う世界で、僕たちみたいに楽しく暮らしてるかもね」


葛葉「なあ叶、ニア、いまの俺たちはどんな世界線にいるとおもう？」


叶「不安なの？」


ニア「怖いのか？」


葛葉「いや、いまんとこ全然楽しい」


叶「それなら、ここがどこかなんて些細な事だよ」


『此処にサーシャがいて、叶がいて、俺がいる。なら、それがどんな世界線だとしても
　俺達であることに変わりはないんだから』


叶「そうだね
　さあ、一緒に歌おう、150年前に僕らが燃やした、始まりの場所で
















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『何処にいても、お前たちの音が聴＿＿＿









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