血を継ぐもの【ゲゲゲの謎】 (ページ9)

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漆話ページ9

矢絣柄の着物に着替えしばらくして長田が階段を上がってくる

長田「着替えたようですね」
「では、行きましょうか」

と言いながら座敷牢の南京錠を外すので私は座敷牢の外に出る

長田「私についてきてください」

と言うと歩き出す長田
1階に降りたとこで庚子さんが赤ちゃんをあやしていたそんなことにも目もくれず長田は外に出ていくもちろん私はそれについて行く。

外に出ると夏なのでセミが鳴き太陽光がさしていた
こうして見てみるとただの村のように思えるが……
と考えているとでかい敷居が見えてきたここが龍賀一族の家……
昨日のジジイが言っていた通り製薬で成功した奴にピッタリと言ったところか…
そのまま玄関から入り奥へ奥へと進んで行く長田
だが急に後ろを向いた

長田「今から行く部屋には孝三様がいらっしゃいます」
「あなたの夫になる方ですが無礼のないように」

『分かってますよ』

と言ったものの私はこんな形になったが見合いのようなものは初めてで緊張している