血を継ぐもの【ゲゲゲの謎】 (ページ15)

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拾参話ページ15

長田がいないってことはこの家の中なら自由は許されるのでは？？？

てことで私は今、台所へ向かっている
暇なので庚子さんとの交流を測る
何か情報を引き出せるかもしれない………

台所についたが………
庚子さんは今お味噌汁用の煮干しのハラワタを取り除いてるところだったそれを見ていると私に気づいたのか軽く会釈をされるので私も会釈するそして近づく

『あの、なにか手伝えることはありませんか？』

庚子「あ、いや、お客様に手伝わせるなど………」

『お客様なんて……』
『あと何日かしたら私も仮にですが龍賀の一族の一人になります』
『昨日からろくに動いてなくて体が痛いんですよ』
『手伝わせてください！』

庚子「じゃあ、そういう事なら…」

と言って私に仕事をくれた
その仕事をいくつか終わらせると同時に庚子さんも夕食を作り終えたようだ

庚子「あ、あの、もし良ければお夕飯を御一緒にいかがですか？」

『いいんですか？』
『長田が帰ってきたら面倒では？』