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毎日のように飲んでるいちごオレ。
この喉を突き刺す砂糖の甘さがたまらなく好きで、放課後に体育館前の自販機で買うのが日課になっている。
押し間違えちゃった、って言って缶コーヒー渡したらまた飲んでくれるかな。
あれから牛沢くんとは話してないし、ただ目で追うだけの生活を送っている。
友達になったはいいものの、どのタイミングで話しかければいいのか分からない。
いつも周りに男子いるし、前みたいに二人きりになれる時間もうないのかな。
「またいちごオレ？」
「あ、えっ、牛沢くん」
「"友達"だから話しかけてみたんだけど、そんなびっくりする？」
「急に声かけられたら誰でもびっくりする」
さっきまでどう話しかけようか悩んでたのに、数秒後の今その彼は目の前で自販機に小銭を入れてる。
ほんと急に現れるだけでびっくりするのに、喋りかけられるなんてもってのほかだよ。
「牛沢くんはコーヒー？」
「や、普通にお茶」
「へぇ……」
「部活中コーヒーはさすがに無理」
「これから部活なの？」
「うん、一応剣道とかやっちゃってます」
牛沢くんが指差したのは、体育館の横にある剣道場。
部活してることはなんとなく知ってたけど、剣道部だったのか。めっちゃしっくりくる。
「湊川さんは？」
「………」
「帰宅部ね了解」
「馬鹿にしてるでしょ」
「してないしてない。無事帰宅することは大事ですよ」
「もーう！！私バイトしてるし、部活してる時間ないもん！」
帰宅部の私を丁寧に挑発してくるので必死に言い訳すると、牛沢くんは「バイトねぇ……」と何やら考える素振りを見せた。
「俺もバイト始めよーかな」
「牛沢くんは部活あるじゃん」
「オフの日ならできるよ」
「……じゃ、じゃあ良いバイト教えてあげよっか」
「どうせ湊川さんのバイト先なんでしょ？」
「それはまだ、内緒」
牛沢くんは頭の上にはてなを浮かべてるけど、私はワクワクが止まらなかった。
だってめっちゃ良いこと思いついちゃったんだもん。
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こんばんは。作者です。
この作品を読んでいただき、ありがとうございます。
この後の話はこれから書いて更新していくつもりなのですが、
高評価やお気に入り追加していただけると更新頑張れるので、良ければお願いします(＞_＜)
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ゃゅ(プロフ) - いちご丸さん» ありがとうございますめっちゃ嬉しいです！頑張ります！(^-^) (9月15日 1時) (
レス) id: fbf309b419 (このIDを非表示/違反報告)
いちご丸 - めっちゃ好きです！頑張ってください (9月14日 21時) (レス) @page1 id: 20a9a81cbb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゃゅ | 作成日時：2023年8月30日 0時
