今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:12,119 hit
小｜中｜大
1 ページ1
高校三年生の夏。
照りつく太陽の真下で、俺は逃げる彼女を追いかけていた。
「おい待てって！俺は浮気なんかしてねーって言ってるだろ！」
「うるさい！じゃああの写真は何！？アンタしっかり私以外の奴と仲良さそうにしてたじゃん！」
「だからあれは妹だって何回も言って……いでっ！！」
校内の中庭に乾いた音が響き渡った。
これ、後々ジンジン来るやつ。
「お、何だ何だカップルの喧嘩か？ww」
野次馬が集まって来てざわつき出す中庭。
「いきなりビンタすんなよ！！腫れたらどうすんだよ！」
「うるさい！言い訳なんて聞きたくないから！浮所くん見損なったよ！」
「おい待てって！………はぁ。」
今度こそ順調に行けてたと思ってたのに。くそ。
「おいお前ら見んなよ！」
俺が怒鳴ると周りでカメラを構えていた奴らはそそくさと消えていった。
痛む頬を抑えながら真ん中にあるベンチに座る。
「はぁ……。」
静まり返った中庭に、俺1人のため息だけが響き渡った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 122人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズ」関連の作品
設定タグ：うきなす , 美少年、ジャニーズJr.
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
higannjima5626(プロフ) - 今からどんなお話にならのかわくわくしています。お話楽しみにしています。 (2020年8月27日 21時) (
レス) id: 1f3a1e88fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みみみ | 作成日時：2020年8月2日 12時
