[薄桜鬼]で?だから何?[トリップ] (ページ4)

今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:2,155 hit

四話『拷問部屋かよぉぉぉぉぉッ!!!!!』ページ4

『や、ちょ…痛いです!!』

私にそんな趣味はねぇ!!←
いや、そんなことよりも、何でこんなことになってんの!?
私は沖田に手首をつかまれて長い長い廊下を歩かされている。
沖田は痛がる私を見て少しばかりか笑った気がする。
こいつ、ソッチの生き物か←
元の時代に戻ってゲームするとき、沖田のルートはバットエンドで終わらせてやる←

『あぎッ!!』

どこか解らない部屋に連れ込まれ、投げられるように雑に部屋に入れられる。
畜生…私は割れ物みたいに脆いんだからな!!心が!!

沖田｢とりあえずさ、一晩だけでもそこで寝といてくれない?｣

手首と足首を縛られている最中にそういわれた。
なんだいお兄さん、やけに手馴れとるやないかい←

『え』
沖田｢事情は明日聞くから｣

じゃあね、と言い残し部屋のふすまを閉めていく。
その瞬間…

『ッ!?』

血の匂いがした。

畳を見てみると、べっとりと血ついている。
昔につけられた血なのか、黒くなって固まっていた。
もしかして、ここって…

??｢っへへ…｣
『!?』

後ろから声がしたので振り向くとそこには…

生気がまったく感じられないおじさんが一人。

『拷問部屋かよぉぉぉぉぉッ!!!!!』

嘘だろ!?女に対して拷問部屋で寝ろっておかしいんじゃねぇの!?
血の匂いがする＋αで生きる気力が無いおじさんだよ!?
それに一晩って!!まだ夕方なんですけど!?
明日の朝までこの地獄で息をしなくちゃならないのかぁぁぁぁぁッ!!!!!←

オジサン｢おい、お前｣
『ひッ!!』

急におじさんに話しかけられる。
顔に影が入っていて、かなり不気味だ。

オジサン｢一度枯れた花は、二度と咲かねぇんだよ…｣

『誰か助けてぇぇぇぇぇッ!!!人が、人が死に掛けてるよぉぉぉぉぉッ!!!』